お引越しや模様替えなどに伴う出費は、できれば抑えたいところですよね?
そもそも、オーダーカーテンは高い?!いえいえ、そんなことはありません。豊富な種類があるので、金額や機能性も様々です。
今回は、ちょっと高いイメージのあるオーダーカーテンでも安く済ませられる方法をご紹介します。賢いカーテン選びでコストを抑えましょう。
1・オーダーカーテンと既製カーテンを使い分ける!
オーダーカーテンと既製カーテンとの違いは紹介したことがありますが、その違いを考慮した上で、コスト面ではどのように使い分けたらいいのでしょうか?
既製カーテンの主なメリットは、安価で手に入るため、気軽に購入・持ち帰りができる点かと思います。一方、オーダーカーテンは、窓のサイズに合わせるため、ある程度、縫製期間がかかりますが、サイズやデザイン、素材を自由に選ぶことができます。
さらに、実は価格については、ピンからキリまであります。そのため、使用頻度の低い部屋には、一旦は既製カーテンでしのぐこともいいでしょう。
逆に、リビングや寝室など、頻繁に出入りするメインの部屋には、オーダーカーテンでぴったりのカーテンの方が気持ちがいいかと思います。凛とした山で作られるひだは、やはり見た目が違いますからね。
2・安さ、デザイン、機能性…どれを取るか
どこをオーダーカーテンにするか決まったら、次は何を重要視するかを考えてみましょう。
「安さ」であれば、オーダーでもある程度選択肢があります。普段使わないお部屋や、使用用途の決まっていないお部屋などでもサイズピッタリだと気持ちがいいものなので、安さ重視で選ぶことがポイントになります。
「デザイン」であれば、種類豊富なので、きっと理想のデザインに出会えるはずです!各メーカーのショールームを利用するなど、なるべく早めにカーテン選びに取り掛かることもポイントだったりします。ただ、デザインばかり気にしてしまうと、大変コストがかかる可能性もありますので、そこは次のポイントでお伝えします。
「機能性」であれば、例えば、朝陽がまぶしい・西陽に悩んでいる…といった場合、実は、遮熱や遮像効果などの機能性が備わったミラーレースは比較的安く手に入ったりするんですよ!また、遮光カーテンは、非遮光カーテンに比べて高いかと思われることもありますが、実はそんなことはなく、価格帯で選ぶことも可能なんです!
3・1.5倍ヒダ(2ツ山)やフラットカーテンをうまく活用!
サイズはオーダーにしながら、縫製仕様を変更することができます。これは前述したように、デザインばかり気にしてしまうと、大変コストがかかる可能性があります。そんな時に安く済ませる方法がこの方法です。
1.5倍ヒダ(2ツ山)は、既製カーテンと同じ生地分量のため、安くなる場合が多いです。単純に安く済ますだけでなく、お気に入りのデザインがより見えるようにもなります。これは、生地の分量を通常のオーダーカーテンより減らしているため、ヒダとヒダの間隔が広がるためです。安くして、デザインも見えて、結果オーライ!なパターンもあるということですね!
また、ヒダをとらないフラットカーテンは生地の分量がさらに少なくなる分、コスト削減につながります。お気に入りのデザインがしっかり見えて楽しめます。ただ、ヒダがない分、たまりが大きくなったり、ランダムな広がりになるなど、注意も必要です。
4・レールがない小窓にはカフェカーテンがおすすめ!
小窓には、わざわざカーテンレールを付けずにカフェカーテンで仕上げても可愛くコスト削減できます!レールの費用がかからず、突っ張り棒でOKなところが嬉しいポイントです。
レースカーテンには様々な種類があるので、透け感が欲しい・視線が気になる・眩しすぎるなど、ご要望に応じて選ぶことができます。オーダーカーテンだと、カフェカーテンの倍率も選べるので、すっきりさせて生地分量を減らすことも、たっぷり使って既製品に差を付けることも可能です。
5・思い切ってレースだけの選択!
機能性レースカーテンが増えましたので、思い切ってレースカーテン“だけ”という選択もあります。北向きであまり陽が入らないお部屋だったり、窓はあるものの建物で影になっている…など、意外と厚地カーテンをなくしてもいいところがありませんか?
ちょっとレースカーテンだけでは安心感がないといった気持ちであれば、昼も夜も透けにくいウェーブロンタイプがおすすめです。厚地カーテン分、安く済ませることができます。
6・高品質な素材を選ぼう!
最後に、コストパフォーマンスの面からみたポイントです。
せっかくですから、高品質な生地を選ぶことで、長期間使用しても劣化しにくく、結果的にコストを抑えることができる点です。最初に投資をして、より長く使用できることで、結果的にコストパフォーマンスがよくなります。
重厚感・高級感があって、しっかりとした生地でデザイン性も妥協しない。もちろんシンプルであれば、模様替えしても影響がないですし、どんな流行にも流されず、飽きがきにくいため長く使えますね。
さらに、選ぶポイントとして、遮光性、遮音性、防炎機能などが備わっているカーテンであれば、生活する上で快適だったり、安心できたりとメンタルにも優しい機能がプラスされているかチェックもお忘れなく!
・まとめ
いかがでしたでしょうか?予算をどういった比率で充てるのか、また、どこをコスト削減できるのか、安く済ませるにはどんな方法があるのか?カーテン購入前に一度考えてみるきっかけになっていたら嬉しいです。
私たちカーテン販売スタッフは、カーテン選びのお役に立てるよう、予算内でのご提案は日々行っていますので、お気軽にご相談してくださいね!
素敵なカーテンと出会えますように…