レースカーテンのみのシンプルコーディネート事例

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厚地カーテンをつけずに、レースカーテンだけを吊るす、そんなシンプルな暮らし方をされる方が増えています。

一般的に日光を遮ったり、窓ガラスから出入りする熱を防いで省エネ効果を上げたり、外から部屋の中を見えにくいようにするためにカーテンは存在します。

シャッターがあって閉めれば部屋を暗くできたり、断熱仕様の建材で造られていて熱の出入りをあまり気にしなくても良い場合や、お向かいを気にしなくていい高層マンション、一戸建てならフェンスや植栽で直接お部屋が外から見えない場合などの条件が揃えば、厚地カーテンをつけずに、レースカーテンのみをつけて、窓周りをスッキリさせることができるひとつの方法です。

今回は、リビングなどでもレースカーテンのみにすることによるメリットやコーディネート事例をご紹介します。

 

リビングの大開口窓を生かす

レースカーテンのみ リビング
FT6610-FT6638

リビングに大開口窓がある場合、広々とした空間を生かすために、開けて寄せた時に大きなボリュームになるドレープカーテンを敢えて吊らずに、かさばりにくく明るさも取れて軽やかなレースカーテンのみでコーディネートしたリビングの事例です。

レース同士の組み合わせですが、両方を引けば昼間は外部から部屋の中を見ることはできませんし、夜もぼんやりと見えるくらいなので、庭やフェンスがあれば外部からの視線が気になることは少ないでしょう。写真のように、いくつかに分けてカーテンを作ることで、ところどころカーテンを開けて、庭の緑が見たり、風を入れるようにするのも良いアイデアだと思います。

 

部屋を優しいイメージに

レースカーテンのみ シンプル プリント
ME8426

白を基調としたエレガントなお部屋、夜はシャッターなどで閉めることができるなら思い切ってこんなおしゃれなレースカーテンだけで過ごされてはいかがでしょうか。可憐な草花がプリントされたところは視界が遮られ、間の空間部は透けるようになっています。

レールを窓枠より少し上に付ければ高さを強調できお部屋を広く見せることもできます。カーテンの丈も敢えて窓枠より下げて床までにしていることも縦ラインを強調できています。少し狭い部屋などは、このテクニックを使えば部屋が広く感じることができそうですね。

 

小窓をスッキリ覆う

レースカーテンのみ シンプル 目隠し
FT6611

ちょっとエスニック風の手描き調モチーフをプリントした生地で小窓の中に納まるように作ったカーテンです。小窓の場合、ロールスクリーンやブラインドなどの機械物にされることが多いのですが、あまり機械がお好きでない方、お掃除が大変と感じられる方には、カーテンをボリュームの少ないレースで作れば隙間が空くことなく覆えて、お洗濯も簡単にできます。

しかもあまり開け閉めがない窓ならこの生地のような”採光拡散”タイプのレースカーテンにすれば、明るさが損なわれないので閉めたまま過ごすことも可能です。

 

ロールスクリーンと組み合わせる

レースカーテンのみ ロールスクリーン 組み合わせ
日中は、軽やかなレースだけでも良いけど、夜は人目も気になるし部屋の中が見えないようにしたいという方には「レースカーテンとロールスクリーン」をおすすめします。窓枠の内側にロールスクリーンを取り付けすればスッキリと収まり、レースカーテンがより引き立ちます。

 

まとめ

最近の住宅は、建材も良くなり断熱性が向上し、レースカーテンのみで寒く感じるということも少なくなってきています。夜にシャッターを閉める場合は、レースカーテンのみでも外部からの視線を気にすることもありません。また、厚地カーテンをつけないことにより、デザイン的にもすっきりと見せることができますので、そのようにお考えの方は、厚地カーテンをつけずにレースカーテンのみでコーディネートするのもおすすめの方法です。