腰高窓のカーテン長さはどう決める?

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腰高窓とは、人の腰ぐらいの高さの窓のことを言います。腰高窓にカーテンをつける時、みなさんは丈の長さをどのように決めていますか?よく、どこまでするのがおすすめですか?という質問を受けることがあります。今回は、腰高窓のカーテンに焦点をあてて、状況に合わせたカーテンの長さを、3つの例に分けてご紹介します。

 

標準的なおすすめ長さ

遮光 窓下 光漏れ防ぐ
一番標準的なおすすめ長さの例です。窓枠の下よりもだいたい15㎝~20㎝ぐらい長めにしています。カーテンがしっかり窓を覆うことで、外からの熱気や冷気の侵入、光漏れなどをできるだけ防いでくれます。機能的にもメリットがたくさんあるので、夏の暑さや冬の寒さ対策を考えると、これぐらいの長さがある方がいいでしょう。寝室につける遮光カーテンなら、生地と窓の隙間から漏れる光もより防ぐことができます。さらに、窓下よりも少し長めにする方が、長さにも余裕があるように見えるので、しっくりきますよね。窓周りに何も置かない場合は、この長さをまずおすすめしています。

 

窓枠内おさめ

腰高窓 カーテン丈 窓丈 すっきり
窓枠内にカーテンをおさめる、もしくは窓と同じ高さぐらいにした例です。窓下に机や棚、ベッドなどの家具を置く場合、丈を長くしてしまうとカーテンのすそが被り、邪魔になってしまうことがあります。特にベッドの頭がくる方や勉強机の上は、カーテンがギリギリまであると気になりますよね。窓の中におさめると、前に出てくる生地のボリューム感も抑えられるので見た目がすっきりするのと、窓周りがカーテンに縛られないというメリットがあります。また、窓枠内にカーテンをおさめる場合、レールが窓枠内に付いていないといけないので、注意が必要です。

 

掃き出し窓のように床まで

カーテン丈 床まで 豪華 リビング
腰高窓でも床までカーテン丈を伸ばした例です。できれば、カーテンレールは天井近くに取付け、より高さを出す方がおすすめです。実際よりも窓を大きく見せることができたり、高さをだすことで腰高窓でもドレープのプリーツが映えるので、見た目が豪華に見えます。この方法は、見る人の印象の取り方の違いで好みが分かれてくるので、いつもおすすめしているわけではありませんが、リビングなどには高級感がでて素敵だと思います。長さをだすことで、カーテンをまとめるタッセルも余裕をもってつけることができ、アクセントにできます。ぱっと見た感じでも、掃き出し窓のようにも見えますね。

 

まとめ

ほとんどの家に腰高窓はあると思いますが、カーテンの長さという点だけに絞っても、考えることはたくさんあります。上記の3つの例を比べてみても、長さだけで雰囲気もかなり変わります。カーテンの長さを決める際、まずは窓まわりのインテリアをどうコーディネートするのか、また、生活する上で考えられる状況を把握しておくことが大事だと思います。特に、家具の配置はある程度決めておかないといけないですね。長さを直す状況になると悲しいので、できるだけ事前に準備をしておきたいですね!