同じ部屋で大きさが違う窓があるときのカーテン選び

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ひとつの部屋にひとつの窓とは限らないもので、掃き出し窓と腰窓、あるいは縦長の小窓がいくつか並んでいるなど、同じ部屋に窓が複数あることがよくあります。その場合、メインの窓と同じカーテンにするか?小窓は別にするか?よくご相談を受けます。今回は、カーテンとシェードの組み合わせの事例をご紹介してみようと思います。

 

カーテンとシェード
一番よくあるのがこのタイプのカーテンとシェードの組み合わせ。同じ生地を使うことにより統一感が出てまとまりやすくなります。

 

カーテンとシェードの組み合わせ シンプルモダン
こちらも掃き出し窓はカーテン、縦長窓はシェードになります。特徴のあるレースのデザインを生かしてドレープカーテンはシンプルな無地になっています。壁に飾られた鳥のモチーフとレースのデザインがコーディネートされておしゃれな雰囲気になっています。

 

カーテンとシェード ソファとカーテン
こちらは大人っぽい洗練された雰囲気のお部屋です。腰窓の前にソファを置くために、背もたれにカーテンの生地が当たらないようシェードにして窓枠の内側にすっきり収めてあります。カーテンだと開いたときに左右に寄る分がソファや座った人の頭に当たることがありますが、これなら大丈夫ですね。机や飾り棚を置くときにも使える方法です。

 

カーテンとシェード コーディネートカラー
メインのカーテンと同柄ではなく、デザインの中から1色を取った無地でシェードを作ったパターンです。カーテンが個性的なデザインの時は、全部同じだとかえってうるさくなることもあるので、小窓は無地にするとすっきりした印象にまとまります。シェードではなくロールスクリーンなどにしても良いと思います。

 

カーテンとシェード カラーコーディネート
こちらは、美しい花柄のプリントレースを主役にしたお部屋です。左手リビング側の小さい窓はやさしいグレージュカラーで、壁の色に近づけることにより広さを感じさせています。逆にダイニング側は華やかさを出す
パープルで楽しい食事や会話の時間を演出できるようにしています。

窓の大きさや用途、設置条件により組み合わせは色々考えられます。どのパターンが一番適しているのか?どんな方法があるのか?次回は、カーテンとメカものの組み合わせをご紹介してみたいと思います。