カーテンボックスとは?そのメリットとデメリット

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カーテンボックスとは、カーテンの上部やカーテンレールの設置部分を隠す箱型のものです。カーテンだけでなく、ブラインドやロールスクリーン等にも取り付ける場合があります。カーテンボックスは壁や天井に建てつけてあることも多いですが、新築などでカーテンレールを設置する際にオーダーすることもできます。カーテンボックスは見た目を綺麗に、おしゃれにする為だけでなく様々なメリットがあるのでご説明します。

 

  • 遮光性を高める

カーテンボックス 遮光性
まずはカーテンの遮光性を高めてくれる点です。どれだけ遮光性の高いカーテンを選んでも、カーテンレールとカーテンの隙間、特にレールが窓上ギリギリに取り付けてある場合は窓上からの光漏れをどうしても防ぐことができません。カーテンボックスを設置すればカーテンの上部がしっかりと囲われるため、しっかり光漏れを防ぐことができます。カーテンのサイドからの光漏れも気になる場合は、レールに金具をプラスして、厚地のカーテンを壁まで伸ばすこともできるので、カーテンをオーダーする際に相談することをおすすめします。

 

  • 省エネ効果

カーテンボックス 断熱 省エネ
次に期待できるのが省エネ効果です。ボックスを取り付けることでカーテンとレールの隙間を埋めてしまうので、遮蔽性を高めて冷暖房効率をアップさせることができます。家庭で使われるエネルギーの約25%がエアコンに使われていると言われています。(資源エネルギー庁「電力供給の概要」より) 夏は遮熱、冬は断熱をすることでエアコンの効きを良くすることが大切です。カーテンとカーテンボックスの組み合わせでエコな生活を送ることができます。

 

  • 窓のアクセント

カーテンボックス おしゃれ
カーテンボックスは窓をすっきりと見せる、空間を引き締める、というインテリア面の役割もあります。カーテンボックスからカーテンを吊ると窓辺の印象にまとまりがでます。また箱型のシャープなスタイルを窓辺につくることでインテリアの引き締め役としても使用できます。軽いものであれば、ボックスの上に何か飾る事もできるので装飾を楽しむことができます。

 

  • まとめ

カーテンボックスは機能性や装飾性を兼ね備えていてたくさんメリットがあります。しかし、壁の下地がしっかりしていないと取り付けられない場合があり、小さい窓やあまり広さのないお部屋に取り付けると圧迫感が出てしまうというデメリットもあります。気になる場合は、ハウスメーカー、建築業者の方、カーテンの専門店などの専門家へ相談してみましょう。