一般的にカーテンは左右に寄せてタッセルでまとめることが多いのですが、「タッセルのかけ外しが面倒・・・」「でも無しだと出入りに邪魔」そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?窓が小さい場合やちょっと開けておきたい出入り口、タッセルを使わずに端に寄せておきたい場合などに便利な「カーテンストッパー」という小さいけれど実用性の高い部品を施工例をもとにご紹介します。
< カーテンストッパー >とは
レールに取り付け、マグネットの力でカーテンの位置をピタッと固定できる非常に便利なアイテムです。
まずは、カーテンストッパーを使う前の状態です。通常タッセルで留めずにおくと、生地や芯地の反発でこのようにカーテンは中央に向かって開いて来てしまいます。
しかし、カーテンストッパーを使うとカーテンはこのストッパーが付けてある位置で止まり、これ以上真ん中へ来ることはありません。毎回カーテンを束ねてタッセルで留める手間が省けます。便利だと思いませんか?

ストッパー使用時
< 取付け方法 >
カーテンレール側とランナー側にマグネットの付いた部品を取り付けることでそれぞれが重なったところでカーテンが止まるという仕組みです。
< 実際の施工例 >
二階のリビングへ上がる階段口に冷暖房の効率を上げるために付けたカーテンです。出入りのたびにタッセルを掛けたり外したりが面倒なのでカーテンストッパーを取り付けてみました。カーテンが閉まっている状態です。
開けた時はこんな感じです。この位置でカーテンは止まり、通るときの邪魔にはなりません。見た目も見苦しくなくスッキリ収まっています。こういった場所はロールスクリーンで対応することも多いのですがスクリーンだと出入りには上下させる必要があり、スッキリした見た目にはなりますが、実際簡易に出入りがしづらいのが難点です。
裏側から見た感じです。ストッパー同士が上下に合わさってカーテンをしっかり留めています。これなら出入りも問題なくスムーズに行けますね。
< 対応レールについて >
このカーテンストッパーはトーソーの「特許登録済」商品となります。現在のところ、トーソーの”ネクスティ”と”エリート”というカーテンレールにのみ取付け可能です。レールはメーカーや種類によって形状が異なるため、他のレールには適合しませんので、ご注意ください。
< まとめ >
小さい部品ですが、狭い出入り口などのカーテンは留めておかないと邪魔になることも多いと思います。毎朝ドレープを開いてそのまま留めずに置いてもきちんとたたまれているなら閉める時にも手を煩わせることがなく便利だなぁと感じます。タッセルも使わないでいると無くしてしまうこともあるので、ひとつのアイデアとして取り入れてみてはいかがでしょうか?