今回は、装飾レール取付時の問題回避法を実際の施工事例写真と一緒にご紹介します。その他にも、シェードの透け感やギャザー仕様のドレープなど、ボリューミィなご注文内容なので、ぜひご参考ください!
・装飾レール採用時の問題点!
カーテンレールの種類には、シンプルな機能レールの他に装飾レールといわれるおしゃれなデザインのものもバリエーション豊富にあります。ただ、機能レールより飾りが付いている分、窓の左右にゆとりの空間が必要になります。
そのため、このように窓の片側が壁面に近い場合、飾りが入りません。でも可愛いレールがしたいなぁ…という際の解決法が2点あります!
1点目は、飾りがプレーンなものを選ぶ。
2点目は、好きなように選び、近い側だけプレーンなものに変更する。
です!今回は、2点目を採用されました。
・片側をプレーンキャップにして問題回避!
では、どうなったか見てみましょう。
このように、左側にはゆとりがあるので、お好きな装飾レールがお楽しみいただけます。壁に近い右側は、プレーンキャップに変更したため、しっかり壁際ぎりぎりまでカーテンをかけることができました!
全体を見てみると、実は違和感はあまり感じないように思えませんか?特に、右側にかわいらしいアクセントクロスを採用されていましたので、より違和感なく取り付けられたように思います。
また、カーテンはウィリアム・モリスのいちご泥棒のカーテンです。有名な柄ですが、全体に淡いグレーでまとめられたものをお選びいただいているので、お部屋にも馴染んでいますね。お子様のお部屋ですが、長く使えそうです!
・遮光3級の光の入り具合の例
寝室はすりガラスのため、レースなしのシングルシェードを採用しています。遮光3級のブラウンのシンプルな生地が、上質な寝室にぴったりです。
遮光3級には、人の表情が判別できるが、事務作業には暗いレベルといった文言がありますが、このように実際の写真が大変わかりやすいですね。これを基準に、「もう少し暗い方が西日や朝日に影響されずにいいな」であったり、「これぐらいが目覚めやすいな」と等級を選ぶ参考にしてみてください。
・ギャザー仕様のドレープで海外風な間仕切り
間仕切りをするために採用したのはドレープカーテンです。ただ、通常の山仕様にするときれいなヒダになりますが、山の感じがお好みではなかったので、こちらにはギャザースタイルを採用されました。
ギャザースタイルは、レースで採用されることが多いのですが、今回はドレープでたっぷり生地を使って、ふんわりボリュームをもたせ、さらに床より2cmプラスすることで、間仕切とは思えないおしゃれな海外風に仕上がりました!
・まとめ
ご注文前には、こんな風にしたいなとたくさんのイメージ写真などをご覧になるかと思います。実際にご自宅になった場合、窓の位置や採光の方向などによって、かなわないこともよくあります。しかし、ちょっと工夫すればかなうこともあるので、イメージやご希望はぜひお伝えしてみてくださいね!