原油価格高騰や世界情勢など様々な要因を受けて、どんどん電気代の値上がりがニュースになっていますよね。電気代は全国平均1.6倍になっているとも言われますが、2倍ほどになった時期もあります。
節電が意識される一方、梅雨から夏に向けて、熱中症対策としてエアコンの使用が推奨されるなど、電気代の悩みが尽きません。そこで、今回は、カーテンだからこそできる電気代の節約につながるポイントを4つご紹介します。
なぜカーテンが節電になるのでしょう?夏場や冬場の室温な変化を抑えられれば、エアコンの使用量が減ります。そうすると電気代の節約になります。カーテンで上手に快適に節電していきましょう!
・ポイント1:カーテンのヒダが生む、広い「空気層」
カーテンにはウェーブ状のヒダがあります。そのひだがあることで、ロールスクリーンなどのメカ商品よりも、窓との間に「空気層」がより多く作れます。この「空気層」が、窓からの暑さ・寒さの空気移動を妨げる壁となるため、お部屋に熱が伝わりづらくなる効果があります。
つまり、ウィンドウトリートメントの中でもカーテンはヒダがあるため「空気層」を広く、多く作れるので、エアコンの使用量にも効果が見られるということになります。
・ポイント2:空気層の断熱性を上げるリターン縫製
本来、ウィンドウトリートメントの各商品では、窓よりも大きく作っていても両サイドには必ず「隙間」が出来てしまいます。この隙間から、せっかく閉じ込めた空気層が逃げてしまうことがあります。より、塞ぐならば、カーテンなら「リターン縫製」ができます!
・ポイント3:明るさを取り入れつつ室温の変化を抑えるレースカーテン
一般的なレースカーテンは、透け感があって日光を多く透過させるので、お部屋の明るさを保ちつつ、室温の変化を抑えられます。それでも透け感のあるレースカーテンでは効果を感じられない場合、お出かけやお仕事でお家を留守にされる際に、厚地カーテンを閉めてお家を出てみてください。(遮光性のあるカーテンなら、なお◎)
・ポイント4:熱を遮る機能が高い「遮熱レース」
一般的なレースカーテンでは、使用する商品によって効果の差が出てしまいますが、遮熱レースは、お部屋が暑くなってしまう原因のひとつである「太陽光の赤外線」を遮蔽し、お部屋が暑くなるのを緩和してくれる効果があるので、温度の気になる夏場だけ遮熱レースに替えることもおすすめです。遮熱レースは遮像効果も備わっていることが多いので、窓を開けることが多い夏場にいいですね。
・まとめ
部屋の温度が変わる原因は「熱の移動」です。窓からの熱の移動が最も多いと言われ、もちろん窓のサイズが大きくなればなるほど、影響は強くなります。カーテンって実は室温の変化をちゃんと抑えてくれているんだと、改めて思っていただけたら嬉しいです。
年々暑くなっているのではないかと感じるこれからの時期。カーテンで温度の変化を抑え、快適な夏をお過ごしくださいませ!
出典元:株式会社川島織物セルコン