タワーマンションの窓にはカーテン?それともシェードetc…?

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最近続々と増えているタワーマンション。特に角部屋などには大きな開口部が売りの窓があり大変人気があります。しかし、実際お住まいの方からは暑さや眩しさの対策を相談されることも多く、カーテンのサイズもかなり大きくなるので開けている時の溜りの部分のボリュームやお洗濯の大変さなど考えないといけない課題が多い窓だと言えます。それでも、開放感や高層からの景色の良さなどは他にないものだと思いますので、どうすれば快適な空間にできるのかを考えてみたいと思います。

 

1.レースのカーテンの場合

タワーマンション カーテン
FT6622

川島織物セルコンの「ローグレア」という機能を持つカーテンです。夏の朝の東側からの強烈な光と熱、夕方の西側からの熱射を防ぐことに優れています。「ローグレア」とは外光の眩しさを抑制しつつも光は室内へ取り込む機能を持つので眩しさは軽減され、やわらかい光となります。特にこの生地は遮熱効果も高く、暑さで困っておられる方にはお薦めの商品です。

遮光カーテンで断熱をしようとすると、光もまったく入ってこないので日中でも電灯を付けなくてはならず、閉塞感も高まるので明るさは生かしながら、遮熱効果の高いレースのカーテンはお薦めです。ただ、日中の眺めは犠牲にしていただかないといけませんが、遮熱効果を少し犠牲にできるなら景色がもう少しは見えるタイプの生地もあります。

是非、ショールームで実際の透け感を確認されることもお薦め致します。夜や、冬の暖房効率を考慮するならドレープカーテンをプラスするのがお薦めです。

 

2.レースのシェードの場合

タワーマンション プレーンシェード
FT6650

こちらは川島織物セルコンの「ローグレア」と遮熱効果のあるシェード専用の生地になります。凹凸感のある細い横ボーダー柄の生地で清潔感と品のあるデザインになっています。カーテンと違いシェードにするとボリューム感がなくなるのでスッキリと納めたいという方にはお薦めです。

それと、上方向からの視線と光を防ぎ、下の方は開けておくという使い方もできるので、お住まいの階層や周りの環境などに合わせてカーテンが良いのか?シェードが向いているのか?考えることも大切です。

 

3.タテ型ブラインドの場合

タワーマンション タテ型ブラインド センターレース
センターレーススタイル A9756-0351

スッキリした見た目とモダンな印象に仕上がるタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)をご希望される方が増えてきています。こちらは、その中でも遮熱の効果があるスラットとレースタイプのスラットを交互に吊る「センターレーススタイル」の商品になります。

日中は遮熱の生地のスラットをガラス面に対して垂直にし、レースのスラットをガラス面に平行にすることで明るさと眺望が可能になります。不透明な生地のみの従来型のタテ型ブラインドだと、スラットの隙間からダイレクトにお部屋が見えたり、強い日差しが入って来たりするので、それを避けることもできる商品です。

 

・まとめ

これまでに担当させていただいた経験から、人気がありご要望に添えた内容をふまえてご紹介させていただきました。スッキリ納めるものとしてはロールスクリーンなども人気がありますが、やはり長く過ごされる日中に熱や日差しを防ぎつつ明るさはキープして心地よく過ごせるものを選びました。

レースカーテンとロールスクリーンとの組み合わせ、シェードとカーテンの組み合わせなど、他にも考えられるパターンは色々あります。どのような生活スタイルを希望されるのか?家族構成、メンテナンスをどうするか?などもあらかじめある程度予想しておかれることをお薦め致します。