カーテンとレースの柄を組み合わせると聞いて、「難しそう」「失敗しそう」と感じたことはありませんか?
多くの方が、ドレープ(厚地)を柄にした場合、レースは無地やシンプルなものを選びがちです。しかし、それでは全体の印象が単調になりがちで、物足りなさを感じることも。
この記事では、「柄×柄」の組み合わせをおしゃれに見せるための実例とコツを3つご紹介します。視覚的なアクセントをつけつつ、インテリア全体に調和をもたらす方法がわかります。
チェック×プリント柄:同色リンクでまとまり感アップ
大胆な印象を与えるチェック柄に、模様入りのプリントレースを合わせたコーディネート。一見、柄同士でうるさくなりそうですが、共通の色味を使うことで全体に統一感が生まれます。
レースとドレープの柄をあえて違う柄にすることで、デザインのメリハリがでて個性的な窓辺にすることができます。
組み合わせのコツ
- チェック柄とレース柄の共通色を一つ選ぶ
- 柄の密度・サイズ感をずらす(例:チェックは大柄/レースは細かい柄)
花柄×ストライプ:甘さとシャープさの絶妙バランス
ふんわり優しい花柄のドレープに、直線のストライプ柄レースを合わせた組み合わせ。曲線と直線という異なる視覚要素を使うことで、甘さが中和され、部屋全体に洗練された印象をもたらします。
こんな部屋におすすめ
- フレンチテイストやナチュラルモダンな空間
- 優しさと清潔感を両立したい寝室やリビング
選び方のポイント
- 花柄の色味に近いストライプカラーを選ぶ
- ストライプは細め&透け感重視で圧迫感を防ぐ
モダン柄×カラーレース:色の力で「抜け感」演出
グレーやアイボリーのシンプルなドレープ柄には、あえてカラーレースを合わせて個性を引き立てるのもおすすめです。特に、無機質でクールなモダンインテリアに「ブルーやグリーンのレース」を取り入れると、空間に透明感やアクセントが加わります。
色選びのコツ(ドレープ×レース)
ドレープカラー | レースカラー | 印象 |
グレー | ブルー | 爽やか&知的 |
アイボリー | ピスタチオグリーン | 抜け感と温もり感 |
モダンなイメージのドレープカーテンは柄付きのレースは選びにくいですが、色付きのレースでしたら違和感なく合わせられます。さらに、レースの色とリンクするラグやクッションを合わせると、空間に統一感が出て格上げされます。
柄×柄コーディネートを成功させる3つのポイント
- 共通色を1色決めてリンクさせる
- 柄のテイストをずらしてリズムを出す(例:直線×曲線)
- どちらか一方は“主役柄”にして、もう一方は“引き立て役”にする
まとめ:柄レースを使えば、おしゃれに差がつく!
無地のレースに飽きたら、「柄レース」という選択肢をぜひ検討してみてください。ドレープとレースの両方に柄を取り入れることで、昼間のレース姿と夜のドレープ姿で違った表情を楽しめるのも魅力です。
「柄×柄は上級者向け」と思いがちですが、実は“色をリンクさせる”“テイストをずらす”などのコツを押さえるだけで、誰でもおしゃれな窓辺がつくれます。
インテリアに奥行きを出したい方は、ぜひ柄レースを取り入れて“脱・無難”を叶えましょう。
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