最高級ファブリックで人気の高い川島織物セルコンのSumiko Hondaコレクションの新作発表会に行って来ました。毎回、季節の移ろいや陰影、自然から受けたインスピレーションを時間をかけて熟成した素敵なデザイン。豊かで繊細な色彩と風合いを巧みな「織り設計」で表現した素晴らしい生地の数々とコーディネートの提案を楽しめました。
こちらがニューデザインの「ペルセフォネ」ミモザの花をモチーフにしています。技術力の高い織り設計で、ミモザの花のやわらかいふくらみを表現しています。
こちらは、一見無地ですがタテ糸・ヨコ糸とも太さや色を巧みに組み合わせることで、玉虫のような角度によって見える色が異なる不思議で深みのある織物に仕上がっている「ヴェルゴラート」。
こちらを椅子張りにして柄物のクッションと組み合わせると、本当に洒落たイメージになります。
一見無地ですが、複雑な色の見え方をするのでお部屋のベーシックなトーンをこの生地で作り、柄物の生地をポイント部分に使ったり、逆に柄物の中にボーダーや締め色として使うなど、汎用性が高いのでおすすめの生地になりそうです。
次にコーディネートの提案です。
レッド系でまとめてあります。少し沈んだ色調のレッド系の中にポイントとなる部分は少し鮮やかな色を持って来て華やかさを楽しめるようにしてあります。
こちらはブルー系を中心にシルバー系とポイントのイエローを入れてイキイキしたイメージにしてあります。それと、この素敵なトートバッグも売り出されるようです。センスの良い大人にピッタリの大き目のバッグです！
MADE IN 京都の素晴らしい織物の世界を是非お楽しみ下さい。
