気になるカーテンの機能 「吸音・保温・防臭・抗菌」前編

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カーテンを選ぶ時、デザインはもとよりカーテンの機能について皆さんはどれくらい意識していらっしゃるでしょうか?寝室なら朝になっても部屋が明るくならず、安眠を妨げる外からの音も防げる機能があるかどうか。

リビングなら暗くする必要はないけれど、南向きなので夏の日中の外からの熱の侵入を防ぎたい。キッチンと近いので匂いを防いだり、消えたりするようにしたい。駅や幹線道路が近いので音を防ぎたい・・・などカーテンに必要な機能も頭に置きながら選ぶ必要があります。

アスワンの『AUTHENSE EDITION 10』では生地ごとにわかりやすく機能の記載があり、デザイン・機能を同時に検討していただきやすくなっています。

 

1.吸音と保温

機能付き カーテン アスワン
C1041

カーテン アスワン

モール糸を使ったニュアンスのあるカラー無地「イゾラル」です。ふんわりした空気を含むような作り方の生地なので吸音効果と保温効果に優れています。しっとりとした手触りで高級感がある10色展開、落ち着いたリビングのカーテンにピッタリです。

 

吸音 保温 カーテン
C1062

配色 フォルトナ
こちらも吸音と保温効果にすぐれた「フォルトナ」モダンで落ち着いた4色展開になっています。こののカタログの特徴でもありますが、各配色ごとにおすすめのコーディネートレースの添付もあり同時に選びやすく、他社のカタログにはない工夫がされています。

 

2.遮光・保温・断熱

吸音 遮光
C1218

エルノ 遮光カーテン
こちらは、「エルノ」。吸音に優れている遮光生地になります。ピーチスキンのような柔らかいタッチのもので光沢感があり、しっかりした生地になっています。組み合わせるレースによって華やかにもモダンにも変化できるカーテンです。

 

遮音カーテン アスワン
C1312

C1312データ

こちらは「断熱」と「遮音」に高い効果がある「ベルテ」。薄手の生地の裏にアクリル樹脂をコーティングすることで高い遮光性(遮光1級A+~A++)と断熱、遮音性能(高音域に効果)があるカーテンです。

ただ、コーティングがあると、機能は高くなりますが生地が硬くなり、ドレープ性は悪くなります。また重量もあるのでカーテンレールがしっかりしていることも条件となります。経年変化による劣化や硬いものにあたることで傷がついて遮光性能が落ちることもあるので注意は必要になります。

 

まとめ

今回は主に「吸音」「遮音」「保温」「断熱」の機能付きカーテンについてお話ししました。「音」と言っても色々な音がありすべてカーテンで防げるものでもありません。窓のサッシや壁の構造を考える必要がある場合もあります。

生地のタイプとしては、薄いものやツルツルした感じのものよりふんわりした糸で織ってあるもの、厚手のもの。風通織りのような生地が二重になっていて空気層ができるものなどが効果が高いと言えます。詳しいことは各メーカーのカタログにある機能性を示す数値を見たり、スタッフに確認していただくと良いでしょう。

 

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