いざカーテンを選ぶとき、「お部屋を広く見せたい」とか「飽きがこないように」と無難な無地の織柄に決まることも多いのですが、最近は大きな窓も多く、大柄のデザインを、もっと自分の「好き」に楽しんでも良いのでは？と思うことも多いです。家族で集まるリビングをモダンでオシャレにしてみたり、寝室を好みの世界観で作ってみたりと、大きな柄を楽しんでみませんか？
１．ダイナミックな花柄
シャクヤクをモチーフにした手描きタッチの大胆な花柄です。こちらは、タテのリピートが360ｃｍのもの。大柄をいかすためにヒダを取らずフラットカーテンに仕立てています。ベースが明るいので少し狭い部屋でも使えるデザインです。コーナーの衝立のようなイメージで使うのも一手ですね。
コーディネートするソファなどは、淡い色の物だと部屋全体がボケた感じになるので、花の中の一色か？相性の良い少し濃いめの色を持ってくると対比アクセントが付いて良いと思います。
２．ダイナミックで優雅なライン柄を楽しむ
掃き出し窓にかかっているのは、これもタテのリピートが360ｃｍという大きく優雅なライン柄のカーテン。ミックス地のベースにプラチナのような金属質を感じる光沢のあるラインで大きく弧を描いています。腰窓には、カラーとテイストをコーディネートした曲線柄のカーテン。
掃き出し窓のダイナミックさに合わせて、腰窓も床までの長さにし、ドレープとレースをクロスオーバー風にしたスタイルでオシャレに決まっていますね。
３．シックな植物柄
グレイッシュなベージュベースに流れのある植物柄を織り出してあります。ベースはマット調ですが、植物部分は光沢のある糸使いなのでシックでとても高級感のあるデザインになっています。グレートーンのモダンなリビングや落ち着きのある寝室に優しいアクセントを加えてくれます。
４．ナチュラルテイストの植物柄
どこか「ウィリアム・モリス」を思わせる流れるような植物のデザイン。光沢糸を使った風通織でナチュラルな家具やインテリアに高級感を与えてくれます。木を生かした内装に自然の風景を取り込んだような気分になれるカーテンです。
５.流れるような波のデザイン
程よい透け感のあるプリントのレースカーテンです。大胆な波柄は、雲海に見えたり、山並みに見えたり単純でありながら美しいボカシ技法で目を楽しませてくれます。レース＆レースでのコーディネートにも使える素敵なデザインです。
まとめ
大きな柄物は、「飽きそう」「コーディネートが難しそう」という理由で敬遠されがちですが、窓の大きさとパターンの大きさを計算してバランスを見たり、家具との相性を見たり、フラットカーテンにしてボリュームを調整したり、部屋の中で使う色の分量バランスを整えたりすることで使っていただけます。
お部屋の図面やご利用予定の家具のお写真などをお持ちいただければ、コーディネートのお手伝いをさせていただけます。是非、チャレンジしてみてください！
