「カーテン+〇〇」で暑さ対策

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カーテンで「夏の暑さ対策」はいろいろなサイトでご紹介がされておりますが、長年、カーテン販売に携わってきた経験を元に今回は一歩踏み込んだプラスアルファの「暑さ対策」をお伝えしたいと思います。

窓装飾には、カーテンのみならずブラインドやロールスクリーン、タテ型ブラインドなど数多くの種類がありますが、「カーテン大好き」窓装飾プランナー筆者おすすめは、お手入れ簡単、遮熱、保温、種類の豊富さ、アレンジ自在などを考えると「カーテン」がおすすめです。

そこで今回は、カーテンにこだわった暑さ対策として「カーテン+〇〇」で事例を3つお伝えします。

 

「カーテン+ブラインド」

遮熱 カーテン ブラインド
カーテン+TOSOアルミブラインド ベネアル25 遮熱スラット

日中、「レースカーテンだけでは暑さ対策に満足できない。」「遮光カーテンを閉めると暗くなるのがイヤ」このような問題を解決するのに「カーテン+ブラインド」がおすすめめです。

ブラインドですと光を取り込みながら外からの視線もスラットの角度で調節が出来ますし、さらに遮熱スラットを選ぶことで赤外線を反射して熱を室内に伝えにくくなります。特に西側の窓は午後からの日差しが長く差し込みますので、特に実力を発揮します。

もちろん、ブラインドだけでもいいのですが、無機質な感じになりがちですので、普段はやはりカーテンの柔らかさを楽しみたいという方におすすめのスタイルです。写真はドレープカーテン+ブラインドですが、ドレープカーテン+レースカーテンに加えて、窓枠内にブラインドを取り付ける3重スタイルもおすすめです。

 

夏だけ「カーテン+着脱式裏地」

川島織物セルコン 着脱式 裏地
FT6585 リバーシブル着脱裏地 遮熱側

夏の暑さ対策として日中ドレープカーテンを閉めてお出かけになられると、帰宅されたときに部屋の気温の上昇を和らげることが出来ます。ドレープカーテンを遮光生地にすると、日陰をしっかり作ってくれるので、さらに効果的なことはこちらのブログ「夏の日差し対策、おすすめ機能4選」https://www.ordercurtain.co.jp/blog/11625/でもお伝えしましたが、「遮光生地ってなんだか重い感じで気に入ったものがない」「気に入った柄は遮光じゃなかった」などよくありますよね。

そういう場合におすすめなのが、こちら「着脱式フラットライナー」です。気に入った生地で普段はお使いいただいて、どうしても暑い夏の季節だけ着脱式の裏地を取り付けて使います。川島織物セルコン「FT6585」裏地生地ならリバーシブルになっており、夏は遮熱効果を高める反射側でのご使用が効果的です。今、お使いのドレープカーテンにもサイズを合わせてお仕立て出来ますので、「今のカーテン気に入ってるけど暑くて困ってる!」方にもおすすめです。

着脱式のメリットを活かして、夏以外の季節は裏地を外すことでドレープカーテン生地そのものの印影や光線の透け感などを楽しんでいただきたいです。

 

「カーテン+色彩学」

遮光カーテン 白生地 
川島織物セルコン I’Mカタログ ME8410 白色遮光カーテン

次にカーテンで暑さ対策を考える上で以外と忘れられがちなのが「色の力」です。日常生活の中で皆様自然と取り入れている「色の力」。夏の衣服には自然と白っぽい色味が多くないですか?日傘がシルバーで反射されるように作られていたりするのも暑さ対策を考えられてのことです。

遮光の生地は室内を日陰にしてくれ、室内温度の上昇を和らげてくれますが、黒っぽいカーテンは熱を吸収して溜まった暑さが部屋内に放出されます。本気の暑さ対策を考えるなら、遮光カーテンの裏側の色は「白系」がおすすめです。裏側に反射する光沢糸が織り込まれている生地ならさらに遮熱効果アップが期待できます。

 

・まとめ

「カーテン」を工夫することでまだまだ暑さ対策が可能です。年々暑さが厳しくなる日本の夏を少しでも快適に過ごしていただくためのヒントになれば幸いです。

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