新居の内装を考えるとき、窓周りについて知っておきたいこと

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新居の内装を考えるとき、みなさんはどこを重点的にご覧になりますでしょうか?水回り?家の中を移動する時の導線?遮音性?それらは住居を決める時にすべて大事なポイントですよね!

一方で、内装を考えるときに「窓周り」を注意して見る人はそれほど多くないのではないでしょうか。

窓は家の中と外がつながる大事な場所。入居間近になって「希望するカーテンやレールがうまく取り付けできない!」とならないためにも、内装を考えるときから意識しておけば、後で後悔するようなことも少なくなると思います。

今回は、新居のインテリアや内装を考えるときに注意しておきたい、窓周りでありがちなパターンを、3つご紹介します。

 

ポイント1:窓周りにエアコンの取付

エアコン イラスト
まずは、エアコンです。取付位置によって、選べるカーテンの範囲が大きく変わってきます。エアコンは必ずコンセントが必要ですよね。エアコンが付くコンセントの配線が近い窓を、まずは把握しておきましょう。次に、取り付けるエアコンの大きさ、風の出る送風口の動く角度などを知っている状態であれば、窓に取り付ける商品も絞られてくるでしょう。

取り付け予定のエアコンが窓に近くてぶつかりそうな場合は、飾りの付いた装飾カーテンレールの取り付けは難しいことが多いです。飾りのないシンプルなカーテンレール、すっきりとしたローマンシェードや、ロールスクリーンなどがおすすめです。

 

ポイント2:窓周りにクローゼットがある

クローゼット カーテンレール 干渉
窓の近くに折れ戸式のクローゼットがある場合は、要注意です。クローゼットの開閉時、折れた戸が窓に衝突し、窓よりも前にでるようなカーテンなどの取付は難しく、設置が不可能となる場合があります。

クローゼット開閉の際、べったりと窓に当たってしまうような窓には、窓枠内に商品を取り付ける事で衝突が回避でき、窓周りもスッキリと納めることができます。

 

ポイント3:天井からカーテンを取り付けたい

カーテンレール 天井 取付
窓よりもカーテンを大きく、そして高い位置から取り付けることで、空間を広く見せたり光や熱を遮断し省エネ効果をもたらすことを考えて、天井から取り付けを検討する方が増えています。

ここにも事前に知っておいて欲しいポイントがあります。それは「天井に下地が入っているかどうか」です。

下地とは、カーテンレールをしっかりと固定する際に必要な木材、軽量鉄骨などのネジが打てる部分のことを主に差します。下地が入っていない場合、カーテンの重量にカーテンレールの取付部が耐えることができず、ぐらついたり、脱落してしまう場合もあります。

天井にカーテンレールを取り付けするための下地が入っている事は比較的少ないため、新築一戸建の場合は建物の設計段階に、新築マンションの場合は建築前に、あらかじめカーテンボックスや下地を入れておいてもらうように依頼することで、天井にカーテンを取り付けできる可能性が高まります。

 

まとめ

「事前に知っておく」ということは、何を決める時にでも大事なことですよね。ご新居に住む準備を行うとき、窓周りのエアコンの位置、クローゼットの場所、天井の状態などに気を配っておくことで、より希望のインテリアを実現しやすくなります。快適で理想の住空間にするためにも、家を購入するときや家の内装を考えるとき、窓周りも含めてご検討いただければと思います。