某有名カーテンメーカーから、手書きのスケッチをもとに自社工場の技術者と共に丁寧に作り上げたファブリックのシリーズが届きました。その名も「SH Design Labo」。ブランドものなど最高級ファブリックを作り上げた工場で、糸や生地の設計や細かいニュアンスを表現するのに必要な紋紙の作成まで手掛けられた17点になります。

SHDLメインビジュアル
コレクションのデザインテーマは『道端の風景で見つけた日常の美』。お家時間が増える中、今まで見向きもしなかったような身近なものに目が行くようになりました。
私も自粛期間中、毎日のウォーキングの時に川べりや庭先に咲くとりどりの花や移り行く光などに毎日のように発見がありました。そこにはたくさんの生命力や彩りがあり閉塞的になっていた心に潤いを与えてくれました。
皆さんも同じような経験をされたのではないでしょうか?そういった身近な自然の中から発見した美しいものを暮らしを彩るファブリックとしてデザインされたのが「SH Design Labo」です。
1.ハナヒナタ

ハナヒナタDL5701
道端に咲く「ヒメツルソバ」のかわいらしく、ひっそり、でもしっかりと根付くその生命力やみずみずしさに心ときめいた気持ちをデザインされたもの。手描きのスケッチのニュアンスを細かい織組織で表現しつつもソフトで軽やかな風合いに仕上がっています。ピンク以外にもイエローとダークなブルーの配色があります。
2.イシアツメ

イシアツメDL5710
無機質な暗い灰色だと思いこんでいた道路で見つけた、色とりどりの石のかけらたちを織の工夫で立体的に見える仕掛けがしてあるユニークなファブリックです。モダンな空間に遊び心あるデザインをプラスしてみませんか?ライトブラウンのほかにライトベージュ、ブルーがあります。
3.ミチノエ

ミチノエDL5708
ヒメツルソバを手描きのラインのみで表現し、キラキラと繊細に輝くクオリティに仕上げてあります。ラインの中に浮かび上がる色が奥行きを感じさせます。配色もダークブルーのほかに、グレイ、ピンク、オレンジ、ブルーグリーンの4色があり、コーディネート用としても使いやすいデザインです。
4.モノメロ

モノメロDL5712DL5715
草花の群生とコンクリートが入り混じった足元の風景を抽象的に描いたデザイン。凹凸感と糸の質感にこだわり、モール糸のふわっとしたボリューム感と平織の間にチラチラのぞくリング糸から生まれる質感のミックス感が特徴です。
植物の芽、ものの芽が芽吹く路のイメージから「モノメロ」のネーミングになったそうです。イエロー、ベージュ、ライトピンク、ピンク、オレンジ、ダークブルーの6色展開になります。
まとめ
カーテンメーカーのデザイン力と工場の技術力を合わせ、作られた『SH Design Labo』。暮らしの中の風景を彩るファブリックは、豊かなお家時間をお届けできるシリーズです。是非、店頭にてお手に取ってご覧ください。