今年に入ってからグレイ系のカーテンをお探しの方が増えています。床のフローリングもこれまでの「木」そのものの色ばかりではなく少しグレイがかった色味の「アッシュ系」が増え、それに伴ってアクセントクロスや家具などもグレイ系をお選びになる方が増えていると感じます。
今回は、主にシンプルでモダンな印象のあるグレイ系のカーテンをスミノエの「modeS」の新しいカタログからご紹介してまいります。
１．Premageシリーズ
グレイッシュカラーでシック。品のある大人のエレガンスがコンセプトです。
タテの長さを3ｍまで取れる大きなデザインです。たくさんヒダを取るより２つ山かフラットカーテンがお薦めです。掃出し窓をこちらのデザインにして、腰窓のカーテンやシェードは少し小さめのデザインで合わせられるようカラーもコーディネートしてあります。
こちらのデザインのみでまとめても素敵ですね。同柄の色違いの生地でクッョンを作ってソファに並べてもお洒落なアクセントになります。
D3067 シンプルなウェーブ柄
複雑な味わいのある杢糸で作ったベースに均等なウェーブ柄が入ったデザインです。ウェーブの部分の裏の糸をカットしてあるため昼間は外光が透けて入りラインが明るく見えます。夜は逆にラインの方が濃く見えるという仕掛けが楽しい生地になります。
収縮率の違う糸を使いデザインを浮き出すようにしてあります。シンプルですが、光が当たる角度により表情が変わるので合わせやすく、飽きの来ないデザインです。
先程のデザインに合わせたパターンをレースの裾にのみ刺繍で入れてあります。コーディネートしても良いし単品で利用しても上品で繊細なデザインは、オールマイティに使えると思います。
２．URBANPRIMEシリーズ
無地感覚のジオメトリック柄を光沢感のある生地と落ち着いたカラーで表現したシリーズです。
単色ではない微妙な色を混ぜ合わせた杢糸で作ったベースに光沢のある糸で流れる水と水滴のようなシンプルなデザインを合わせてあります。シンプルながらも光沢感が高級感を出している生地になります。
繊細な、糸のゆらぎを感じさせる織り方のレースです。ホワイト、グレージュ、グレイの３色がありどのデザインと合わせてもピッタリと来る素敵なシリーズです。
最後にコーディネートレースをもう１点。ナチュラルな質感の糸を使ったシロとクロのレース。糸の太さが不ぞろいなので何とも言えない表情が出ます。ドレープのデザインや生地の質感がちょっとハードかなぁと感じた時はこういう優しい生地を持って来るとバランスが取れると思います。
３．まとめ
シンプルでモダン、大人テイストのグレイ系のインテリアは、すべてナチュラルにならないよう光沢感のある生地もプラスして高級感を出すことでバランスが取れるので是非チャレンジして下さいね。
