オーダーカーテンを注文するときに、知っておきたい3つのポイント

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オーダーカーテンを注文するとき、どうオーダーすればいいか迷ったことはありませんか?

既製品のカーテンをご利用されたことがある方は、一つの窓に対して「このカーテンを2枚欲しいんです。」と言って注文に来られるお客様は少なくありません。ですが、オーダーカーテンを注文する時は半分のサイズで2枚注文するのではなく、全体の横幅で注文する。そこから半分にして2枚にする…という考え方が一般的です。

また、オーダーカーテンの場合、お客様のご要望に合わせて、1cm単位でお作りすることができます(一部例外もございます)。既製カーテンではサイズが合わない窓にも、ぴったりのカーテンをオーダーなら作ることが可能です。そのためには、サイズの測り方、フックの形状、オーダーカーテンならではの特徴などを知っておくことが大切です。今回は、オーダーカーテンを注文する時に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

・サイズは、レールのランナー下から測る

カーテンを作る時は、必ず作ってほしいサイズが必要になってきますよね。上記でも少しお話ししましたが、オーダーカーテンを注文する際はレール全体の横幅とレールから測った丈が必要になってきます。ただ、レールをそのまま測ればいいのではなくカーテン専用のメジャーで測っていただくことをおすすめします。カーテン専用メジャーとは、下記のような先端がカーテンレールのランナーにかけることができる形状のメジャーを指します。

カーテンメジャー
このメジャーでカーテンレールの横幅と丈をランナーにかけてサイズを測りましょう。
また、カーブしているレールの時はメジャーをカーブに沿わせて測りましょう。

・フックの形が2種類ある

レールにカーテンをかけるときに必要なフック。このフックにも形状が主に2つあります。カーテン生地をつき上げるタイプ(Bフック)と下げるタイプ(Aフック)です。これはレールの付き方やどのようなレールにカーテンを掛けるのかによってどちらのフックを使用するか変わってきます。

最近は「プラスチック製の上下に動かせるフックなので、それで調整するから既製カーテンで大丈夫!」とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、上下に動かせたとしても、既製カーテンに付属しているフックは上記でお話した2種類のどちらかに決まっているのが通常です(店舗によってはフックが別売りの場合もあります)。事前にカーテンレールがどのようについているか、状態を把握しておくことが大切です。

カーテンフック

・つなぎ目がある

オーダーカーテンつなぎ目
一般的に、オーダーカーテンの縫製は、カーテン生地をつなぎ縫い合わせていきます。既製カーテンは、使用する生地量が少ない(通常1.5倍ヒダ)ため、生地つなぎ目がない場合が多いですが、オーダーカーテンは使用する生地量が多い(通常2倍ヒダ)ため、生地をつないで縫製する場合がほとんどです。そして、横幅が広ければ広いほどつなぐ生地も多くなり、つなぎ目も増えていきます。「オーダーカーテン=つなぎ目ができる」と覚えておいた方がいいでしょう。※一部、横使いの輸入レースカーテンなど、つなぎあわせる必要がない生地もあります。

まとめ

以上、オーダーカーテンを注文するときに知っておきたいポイントを3つご紹介しました。オーダーカーテンの購入を考えていただいた際、事前にご確認いただくと、スムーズにお買い求めいただけるかと思います。その他、カーテンサイズの測り方もご参考にしていただけますと幸いです。