レースカーテンの種類と選び方 – 初級編

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オーダーカーテン担当の西岡です。

ドレープカーテンはお部屋の色に合わせて選んだり、遮光や遮熱を意識してご購入される方が多いです。しかし「レースカーテンはどうやって選べばよいか分からない」という方が多くいらっしゃいます。レースのカーテンも、生地の厚み・色・柄などたくさん種類がございますので、選び方のポイントを紹介させていただきます。

・日差しが強いところや外からの視線が気になる窓には?

ミラーレース シンプル
西日など強い日差しがある窓は断然ミラーレースがおすすめです。ミラーレースは生地に厚みがあり耐久性も良く、裏側には光を反射する光沢のある糸を織り込んでいます。それによってUVカットもしてくれるうえ、お部屋の中を見えにくくしてくれます。向かい側にマンションが建っていたり、通り沿いのお窓で視線が気になる場合はミラーレースで視線をカットしましょう。

・幅広いお窓や景色が透けて見えるようにした窓には?

レース ボイル 裾ウェイト
高層マンションなどで、コーナー窓がある場合や、幅が4メートルを超えるような大きなサイズの窓の場合はシンプルなボイルのレースがおすすめです。あまり柄があると飽きてしまったり、インテリアを選びにくくしてしまう場合があるので、無地や織模様、ストライプなどがいいでしょう。

日が強いところだとミラーレースを選ぶ方もいらっしゃいますが、ミラーレースは生地に張りがある分厚い生地が多いので幅広の窓は薄くやわらかいレース生地の方がキレイです。ボイルレースは柔らかく透け感があるので、景色の見えたほうがよい場合にもおすすめです。

・レースカーテンで豪華な印象にしたい窓には?

刺繍レース エバ柄網レース ベージュ
お昼間過ごすことの多いお部屋の場合はドレープカーテンよりもレースカーテンをメインにたいという方がいらっしゃいます。その場合は刺繍を施したエレガンスな物や、ざっくりとした織の網レースにされると風通しも良く豪華になります。刺繍レースは主にトルコ刺繍が多く、繊細なデザインで人気があります。網のレースは古くからあるものなので、アンティークな家具やレトロなイメージのお部屋に良く合います。お昼間、レースだけを閉じている時間も常に素敵な模様が見えているのでお部屋を豪華に見せてくれます。

・まとめ

レースカーテンにもたくさんの種類がございますが、今回は3つの方法をご紹介させていただきました。厚地のカーテンだけで吊られる方もいらっしゃいますが、レースカーテンを吊ると窓を優しいイメージにし、室内の温度も保ってくれる重要な役割をしています。ぜひお部屋に合ったレースカーテンを探してみて下さい。