ナチュラルなインテリアコーディネートで、圧倒的人気のアイボリーやベージュのカーテン。普段、アイボリーやベージュは色の雰囲気的に同じ印象にまとめられることが多いですが、この2色のインテリアコーディネートを比べてみると、色の持つイメージがそれぞれ少し違い、部屋の雰囲気が結構変わるんです。今回は、このアイボリーとベージュのコーディネートを比較し、意外と知らなかったそれぞれの色が持つ特徴についてみていきたいと思います。
アイボリーは爽やかさとメリハリがプラスされる
アイボリーは真っ白ではなく、白に少し黄身がかかったようなクリームのような色合いです。アイボリーとベージュ、どちらも上品な印象はありますが、爽やかさや他の色とのメリハリをつけて色を惹き立てるのは、アイボリーです。
日差しに当たると、遮光カーテンでなければ、白に近い色味にはなりますが、真っ白よりも少し温かみを感じられます。どんな色とも相性が良く、コーディネートする色の選択肢が多いので、色合わせも楽しめます。アイボリーのカーテンは、空間にメリハリができ、部屋が広くすっきり感じられ、爽やかで気持ち良い印象です。
ベージュは馴染みやすさとモダンな雰囲気
ベージュは肌色に近いような明るさのある茶色です。アイボリーは白に近いのに対しベージュは茶色に近いので、肌の色に近い分温かみが感じられ、親近感が湧きます。全体を見た時に、落ち着きが感じられるのはベージュの方ではないでしょうか。
リラックスできるような、時間の流れがゆっくりと感じられる雰囲気にしたい部屋には、ベージュの方がおすすめです。ベージュは、明るさが控えめなので、パステルカラーやビビットなカラーと合わせるのは難しいですが、彩度を抑えた色でまとめると上品でシックな印象にも。
ナチュラルテイストで雰囲気が異なる2種類のコーディネート
アイボリーをベースにした明るめのコーディネートは、北欧ナチュラルな雰囲気に。
ベージュをベースに、彩度の低い色でコーディネートすると、落ち着いたモダンナチュラルな雰囲気に。
もちろん、それぞれ合わせるインテリアによっても印象は変わります。ナチュラルなコーディネートの中でも、さらにたくさんの種類があり、アイボリーベースかベージュベースかでも、こんなに雰囲気が変わってきます。同系統のように考えらることの多いこの2色のそれぞれが持つ特徴で、こんなにも雰囲気の異なるコーディネートができます。
まとめ
いかがでしょうか。同系色系のテイストに考えられていても、アイボリーを選ぶかベージュを選ぶかで、それぞれの色が持つ特徴によって、イメージが大きく変わってきます。それぞれに良い点があり、カーテンの人気色の中でも、アイボリーやベージュは、どちらも必ず上位にくるほどです。ぜひ、たくさんのコーディネート例を参考にして、色が持つ印象と自分の好みを考えながら、コーディネートや色合わせを楽しんでください。