SumikoHonda 新作発表会に行ってきました

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先日、川島織物セルコンの大阪ショールームにて行われましたSumikoHonda(スミコホンダ)カーテン新作発表会に参加してきました。リアルでの新作発表会は、2019年以降4年ぶりの開催となりました。

コロナ渦でリアルを制限されてしまってからは「オンライン」は実に便利なツールとして定着しましたが、やはり実際に本田純子(ホンダスミコ)さんよりお話をお伺いし、新作ファブリックに触れられて、リアルな空間を感じることは、大変貴重な時間となりました。

川島織物セルコン SumikoHonda 発表会 大阪ショールーム スミコホンダ
SumikoHondaシリーズは今年25周年を迎えました。そんな2023年のコレクションテーマは「光をあつめて 影ひかる」です。

自宅時間が増えたこの3年間を経て、ようやく世界が明るく動き出したと実感しますが、日本の四季を自宅で愛でることに重きをおき、今回は梅雨から初夏へかけての「紫陽花の花」と「白樫の木」からインスピレーションを受けて作られました。

今回は、新作発表会で紹介されていた新作ドレープ3柄のご紹介をします。

 

  • ピアナメンテ(Pianamente/イタリア語:ゆっくりと)

川島織物セルコン SumikoHonda スミコホンダ ピアナメンテ SH2809 ドレープ 非遮光
紫陽花は日本原産の植物。微妙に花色を変えながら美しく長く楽しませてくれる紫陽花。その長雨に耐えて咲く紫陽花がコロナ渦をしのいだ私たちと重なったそうです。
花色の変化はカラーミックス糸で表現し、リピートは原寸大で描いています。

そのため、ダイナミックな中にも繊細な雰囲気が高級感あふれるファブリックに仕上がっています。ピアナメンテは5配色です。ピンク・アイボリー・ヴァイオレット・ブルー・オレンジがありますが、どれも男女問わず、どんな空間にも適せる上品な色使いです。

 

  • フィグラーレ(Figurare/イタリア語:存在する)

川島織物セルコン SumikoHonda スミコホンダ SH2817 フィグラーレ ドレープ 非遮光
「家を守る木」として植えられる白樫の木。葉が落ちない常緑樹なので、その艶やかな葉っぱが揺れている様子を水彩画で描いています。風で揺れている白樫の葉がなんとも美しく、これをモチーフにしたい!と感じられたそうです。ふくふくした優しい感じを出すためにモール糸が使用されています。

フィグラーレも5配色あります。アイボリー・ライトグレー・イエロー・ライトブルー・ライトグリーンあり、どれも和テイストにも洋テイストにもそっと寄り添ってくれるような色味に仕上がっています。全色淡くて優しい色をしているので、クッションカバーなどにもおすすめです。

 

  • カメーナ(Camena/イタリア語:水、泉の女神)

川島織物セルコン SumikoHonda 発表会 カメーナ SH2824 SH2826 SH2825 SH2819 SH2821 SH2823 ドレープ 非遮光
ピアナメンテ・フィグラーレと比べて、抽象的なイメージを筆で描いたカメーナ。水の流れやそよぐ風など、今回のテーマにある梅雨のイメージに沿って、形のない瞬間をイメージされています。

8配色あり、どんなシーンにも使いやすく、また、複数の意匠糸を組み合わせていて、織物ならではの色の出し方がきれいなカーテンです。
ポイントは、光が射すとうっすら見えてくるたての流れが素敵なところです。

 

  • まとめ

このコレクションが出来た際のいきさつや想いが素敵でしたので、カーテンの機能などの紹介でなく、エピソードメインに今回は紹介をしてみました。

カーテンの柄や色にこだわることが多いですが、その奥の作られたエピソードを知ると、よりカーテンが愛しく、大切に想うことができますよね。とても素敵なお話しでしたので、皆様へも伝わっていましたら嬉しいなと思います。

 

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関連リンク

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