『モリス クロニクルズ』のカーテンコレクションが発売されました

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川島織物セルコンリリカラのウィリアム・モリスコレクションに続いてサンゲツからも『MORRIS CRONICLES』のシリーズが発表されました。カーテンだけではなく、壁紙やラグ、床材までをトータルにコーディネートできるシリーズになっています。

 

1.いちご泥棒”Strawberry Thief”

サンゲツ ウィリアム・モリス カーテン いちご泥棒
MCF130

一番人気の「いちご泥棒」はメインモチーフをやや大きくする代わりに配色をグレイッシュにし、落ち着きと高級感を出しています。このデザインの売りである多色を利用しながらもお部屋に合わせやすいシックな印象です。

サンゲツ カーテン いちご泥棒 遮光カーテン
MCF132-134

同じデザインで遮光の生地なるとトーン表現になります。光沢感のある糸でデザインを表現し、ベースはマットに仕上がっています。落ち着きのあるカラーリングで、狭い空間に持ってきてもおさまりが良く「いちご泥棒」は好きだけど部屋の主役になってしまうのは・・・という方にはお薦めのデザインです。

 

2.フルーツ”FRUIT”

サンゲツ ウィリアム・モリス カーテン フルーツ
MCF113

ナチュラルな麻の生地にフルーツモチーフをボリュームのある刺繍で表現してあります。温かみのある手作り感と自然な色の刺繍がとても素敵な生地です。麻は湿度により収縮したり、日光による退色も起こりますが自然の味わいとして楽しめると思います。

サンゲツ カーテン ウィリアム・モリス

フルーツのカーテンを中心にレースや無地の生地、壁紙やフロアタイルまでをコーディネートしたシーンです。モチーフや素材を変えて色やデザインの関連で多くの材料の中から自由に組み合わせできるのも今回のコレクションの強みです。

 

3.レースのコレクション

サンゲツ ウィリアム・モリス レースカーテン
MCF102

柳の葉のデザインを裾にのみ少し太番手の刺繍糸で入れたデザイン。オフホワイトのベースにホワイトとグレイッシュなモスグリーンの2配色展開です。優しい色と手作り感がナチュラルなコレクションになっています。

”Willow Boughs”と呼ばれるこのデザインは、モリスが娘のメイとケルムスコット・マナーの近くのテムズ川へとつながる川の岸辺を歩いていた、ある日の午後の情景をもとに描かれたものだそうです。どのデザインをとってもイギリスの田舎の自然の風景が思い起され、やすらぎの中で美しい色柄と共に生活できるのが人気のある理由だと感じます。

 

サンゲツ ウィリアム・モリス レースカーテン
MCF126

“いちご泥棒”のジャガード織りレースです。クリームとグレーの2配色で柄の細部にもこだわり、繊細な糸で織ってあります。写真のようなレース×レースのコーディネートも素敵ですね。

 

まとめ

今回のタイトル”MORRIS CHRONICLES”の「クロニクル」(年代記)とは、詩人としても知られていたモリスが好んでいた、象徴的で優美な花言葉が収められた昔の物語のこと。

彼が愛した自然のモチーフと中世への深い関心が織り重なり彼の原動力になったそうです。モリス工房の庭の自然や動植物から生み出された素晴らしいデザインを楽しみ、自由にコーディネートできる厚みのあるコレクションとなっています。