出入りする時や開け閉めする時に、カーテンが邪魔だと感じることはありませんか?ベランダに出る時にカーテンがひっかかったり、窓を閉める時に挟まったり・・・。しかし、プライバシーの保護や、遮光、遮熱などが必要な窓には、カーテンが不可欠ですよね。今回は、そんな悩みに注目して、カーテンが邪魔にならないような工夫の仕方について考えたいと思います。
上部にまとめてしまおう
カーテンのスタイルは、左右に分けるカーテンスタイルだけではありません。カーテンの生地で作るシェードというスタイルは、開閉方向が上下で、カーテンを開けると上部に生地が重なって納まります。他にも、ロールスクリーンや横型ブラインドなども上下昇降です。
カーテンを閉めた状態でも生地がフラットなため、普通のカーテンのように、前にひだのボリュームが出ることがなく、すっきりしています。特に、シェードはカーテンの生地で作るため、カーテンと同じ機能のままスタイルを変えるだけでよく、厚地カーテンとレースカーテンの両方を付けるダブルシェードもあるという、とても便利なスタイルです。
束ねるスペースを確保しておく
子供やペットがいるので、カーテンは汚れたら簡単に外して洗える方が良いという時は、やはり通常カーテンがおすすめですが、カーテンを束ねるボリューム分のスペースを事前に確保しておくと良いでしょう。もし、カーテンレールをこれから取り付けるという人は、レールの長さを長めにするという方法があります。もともとレール自体は、カーテンが窓を覆うように取り付けるため、窓枠幅よりも少し大きめに付けます。
それでも、カーテンを端に寄せると、カーテンの束が窓にかかるような形になるので、開け閉めが多かったり、出入りすることが多いと、生地が窓に挟まったりして、邪魔に感じることがあります。カーテンをタッセルでまとめた時に、窓枠にかからないように寄せれるぐらいのスペースの余裕があれば、カーテン生地がひっかかることもありません。もしくは、片開の場合は、開ける側とは逆に寄せるのも一つの方法です。
房掛け位置を変える
カーテンレールやカーテンスタイルは、なかなか既存の状態から変えるとなると難しいかもしれません。すでにカーテンを使用している時には、房掛け位置を変えてみるという方法もあります。房掛け位置を、通常よりも少し離れた場所に付けると、その分カーテンの束を窓枠内にかからないようにできます。
房掛けとは、カーテンをまとめるタッセルを掛けるための、壁に取り付けるフックのことです。房掛けには、ねじ留めタイプや粘着タイプなどの種類があり、粘着タイプだと簡単に取り付けができます。また、アームホルダーだとカーテンの束をそのまま納めることができるので、取り付け位置からカーテンが内側に寄ることがなく、便利です。
まとめ
いかがでしょうか。使用頻度が高いものほど、煩わしさが少しでもあると、ストレスを感じてしまうかもしれません。インテリアは、日常を快適に過ごすためのものなので、できるだけストレスがない自分の生活スタイルにあった状態にできたら嬉しいですよね。