冬でもインテリアに寒色をうまく取り入れる方法

,

Pocket

寒色とは、青や青に近い緑などの見た目の印象から寒い印象を与える色のことです。その印象から、冬の季節には少し避けられがちですが、インテリアに取り入れるには、とてもメリットが多い色なんです。そして、カーテンはインテリアの中でも比較的アレンジが効きやすく、気分によって変えることもできるものです。

今回は、カーテンに冬の季節でも寒色の色をうまく取り入れる方法と、寒色の色が持つ魅力についてご紹介します。

 

色の明るさで調整する

東リ くすみブルー モダン
色の明るさで、見た目のイメージはとても変わります。青は特に明るくなるほど涼し気な印象がありますが、暗めの青であればクールで落ち着いたモダンな印象になります。空間を引き締めてくれるという効果もあるので、すっきりした印象もありますね。

清楚なイメージや女性らしさ、柔らかさをプラスしたい場合は、淡い水色でも少しくすみ感のある青を選べば、清涼感は抑えられ取り入れやすくなると思います。同じ青の種類の中でも、色の明るさを変えたり、濃さを調整することで、コーディネートの幅はかなり広がります。

 

取り入れる範囲や場所を限定する

サンゲツ ツートン 差し色
色の取り入れる範囲や場所を限定すれば、どんな色でも取り入れやすくなります。カーテンのスタイルの中には、このようにツートンに生地をつなぎ合わせることができる形もあります。トップに少しだけ差し色として青を入れると、個性的でもあり素敵ですね。

この形であれば、リビング、ダイニングにも取り入れやすいのではないでしょうか。クッションカバーと合わせて、統一感も出ます。面積が広い部分にはグレー系を合わせているため、全面的に青を感じることがなく、濃さのバランスがうまくとれています。

ブラウンのソファが温かみある雰囲気をプラスし、冬の季節でも寒々しく感じさせない、シックで上品なスタイルに仕上がっています。

 

部屋の用途で使い分ける

東リ 寝室 青の効果
青には気分を沈めてくれる効果もあります。寝室に取り入れると、寝る前に気持ちを落ち着かせることができ、書斎や子供部屋に取り入れると、集中力をアップさせてくれます。

リビング・ダイニングなどの家族が集まる場所や、食事をするところに取り入れると、クールな印象が強く出てしまうので、リビング・ダイニングには暖色系のインテリアにして、寝室や書斎、子供部屋には寒色系というように、部屋の用途によって使い分けをすることで、より寒色が持つ色の効果をうまく利用することもできます。

日常生活で毎日目にする色選びは、とても大切です。色の印象が与える効果は、想像以上に大きいと思います。どんな色を取り入れたらいいのか迷った時は、色の持つ効果と部屋の用途を考えてみるといいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。これからの季節的には、暖色の色を取り入れて温かみあふれる部屋も素敵ですが、寒色を取り入れて落ち着いた上品なスタイルもおしゃれではないでしょうか。

寒色系=夏、暖色系=冬という一般的なイメージだけにとらわれず、インテリアは自由な発想と工夫で、どんな色でも季節関係なく楽しむことができるものです。時には、新たなスタイルをどんどん試して気分を変えてみたりと、おうち時間をさらに充実させていけたらいいですね。