ここ数年閉園する遊園地などもある中「ノスタルジー」をテーマにした施設が作られたり、アナログレコードやインスタントカメラ、レトログッズの再評価もされています。「昭和レトロ」の家具や家電は、デザインに温かみがあり不思議な和洋折衷感が楽しめるインテリアになります。
「昭和感」「レトロ感」ある家具やインテリアグッズを使いたい場合、窓周りはどうしたらより楽しめるのか?そこをご提案したいと思います。
1.ウッドブラインドを使う

ベネウッド50 トーソー
経年変化を感じるオーク調の家具に合わせて「アンティークブラウン」のウッドブラインドを選んだコーディネート。「懐かしい」雰囲気の照明器具とも良く合い、小窓を引き締める効果も出ています。

ベネウッド50 ウェーブ
こちらは、まっすぐのウッドブラインドではなくスラットを波型にカットしたトーソーの「ウェーブ」。デザイナー『佐藤オオキ』さんによるもので堅い印象のブラインドをカーテンのようなソフトなイメージにし、空間に柔らかさを与える商品です。レトロな雰囲気にはとても良く合うのでおすすめです。
2.カーテン(無地)の場合

FT6110

配色
ファッションの方でもツィード調の温かみのある生地、少し太めの糸で織ったミックス調の色調が懐かしいイメージのものが流行っています。このカーテンの生地も昔のジャケット風のソフトなツィード感が素敵なものです。 ぽってりした感じの仕上がりがレトロな家具に良く合いますね。配色もちょっとゴテゴテした印象の「昭和レトロ」インテリアにうまくなじむものがそろっています。
3.カーテン(柄物)の場合

B8417
「昭和」のイメージといえば「ゴブラン織り」。多色の糸を使って草花などのモチーフを細かく表現しています。お部屋のポイントとして重厚なイメージのものが欲しい時などにおすすめです。大きな面積に持って来るにはうるさいと感じられるようでしたら、カーテンはツィード調の無地にして、クッションなどのポイントとして使うのが良いでしょう。
3.レースカーテン

FT6661
編地が懐かしいイメージを出しているFELTAのレースです。昭和のビンテージレトロといったイメージです。レースに存在感があるので、ドレープを選ぶときは無地調のややボリュームのあるものが相性が良いと思います。

LS62001
裾に「空羽織り」を入れたざっくり感のあるシンプルなレースです。和洋折衷感がレトロなインテリアに合わせやすいデザインになっています。
*「空羽織り(あきはおり)」:経糸を部分的に抜いて隙間を作った織り方
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まとめ
「昭和スポット巡り」「復刻」など話題の多いトレンドですが、ゴテゴテしながらもほっこり気持ちを和ませてくれるイメージのインテリア。昭和を知らない若い世代にも「懐かしさ」と「温かみ」が何となく通じる癒しになっているのではないでしょうか。良いものは長く大切に使う。北欧デザインとも相通じる部分があると感じます。