「Room Clip」 などインテリアの投稿サイトを見ていても圧倒的に多い人気のテイストが「シンプル」「モダン」。色は「ホワイト」「グレイ」などのスッキリ系だと感じます。
限られた空間を少しでも広くゆったり感じられるように、個性が強い柄物を選ばない。色数を絞り込んで配置する。明度、彩度は抑え気味にするなど、バランスを考えた商品選びが必要です。
川島織物セルコン FT6519
上品なグレージュカラーでまとめられたシンプルで落ち着いた空間です。まったくの無地ではなくデザインのライン部分に光沢糸が使われていて高級感がある最近人気の生地です。
60年代を思わせるソファやレトロ感あるペンダント照明も素敵ですね。シンプルなデザインを選んでおくと将来的にもっとモダンなものなどに模様替えをしたくなってもカーテンは買い替えずにそのまま使えるので安心です。
川島織物セルコン ME8223
ゆったりした吹き抜けの空間と、流行のシースルー階段がオシャレなお部屋にピッタリな味わいのあるテクスチャーの無地のカーテンです。ナチュラルテイストで全体を構成しながらもライトや手すりの黒で引き締めることで、モダンな印象に仕上がっています。
ソファや家具、小物に色を持って来る場合は面積の多いカーテンはこのようなシンプルな無地にしておけばコーディネートがしやすいことも覚えておきましょう。
スミノエ D3207
若い人の間でも人気の60年代調の家具に合うのが少しボリュームのあるこちらの生地です。モール糸を使ったちょっとレトロな雰囲気が洒落ていますね。
椅子の座面の黒やサッシの黒など適度にアクセントが入り、ウォールナット系の木の色とも合って程よい重さのあるモダンテイストにまとまっています。
川島織物セルコン ME8091
シンプルなスタイルと言えば「シェード」。カーテンだと見えてくる柄が多くなってしまってうるさいのでは？と感じるデザインもシンプルな形のシェードにすれば程よいアクセントになって生き生きした空間になることもあります。
色を抑えた淡いグレー系にしておくことで壁や天井の白ともなじみやすく、息苦しい空間になりません。多色使いではないシンプルなデザインのものを選びましょう。
まとめ
オーダーカーテンは、既成カーテンと違い生地も仕立てもしっかりしていますから、余程日光が強く当たるとか、タバコの煙や油煙などの化学的なダメージが加わらない限り、お洗濯をしながらメンテナンスして行けば10～15年は持ちます。
その間に模様替えをする場合や、ラグやクッションなどの小物で変化を付けたい場合にも、お部屋の中での面積が大きいカーテンは、シンプルでどちらかというと無難な色の方が便利で経済的だと思います。
最近の各メーカーのコレクションもそのあたりは意識して企画されていますので、デザイン、色、質感、スタイルともにしっかりと選んで素敵なお部屋作りを楽しみましょう ♪
