窓に合うカーテンを買いたいけど、どうしたらいい?- 部屋別の選び方

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お引越し、吊り替え・・・色々な理由でカーテンが必要!でも、どこへ行けば良いのか?どうやって買えば良いのか?迷っておられる方も多いと思います。窓の形や大きさ、お部屋の用途などによりカーテンが良いのか?ロールスクリーンやブラインドなどの機械ものが良いのか?これも迷うところです。

今回は、まずこのスタートの段階から下記の図面を参考にお話をしてみたいと思います。

建築図面
参考図面

 

1.リビング

<生地>
南に面した掃き出し窓と東側の腰窓の2か所に付ける場合。どちらもシャッターがあり、またリビングで就寝することもないと思いますのでカーテンの生地は、遮光でなくても良いでしょう。ただ、光を遮る必要があったり、省エネのためしっかりした生地が良いというのであれば、遮光の生地をお選び下さい。レースは、目隠し効果や遮熱・UVカットをご希望の場合は、ミラーレースやウェーブロン製のもの、遮熱糸製のものから選んでいただくと良いと思います。

<レール>
窓の両側にスペースがあるので、装飾レールでも機能レールでも取り付けは可能です。人が集まり、家の顔になる場所なのでカーテンを閉めても隠れない両端にオシャレな飾りが付いた装飾レールにするか?ランナーが滑って動かしやすい機能レールにするか?を決めて下さい。

<採寸>
装飾レールの場合は写真のように飾りの根元から向こう側の飾りの根本までの長さを測って下さい。通常その長さをカーテンの仕上がり巾として作ります。丈は、ランナーの輪から床までを垂直に測り1~2cmほど引いた長さで作ります。開け閉めのたびにカーテンの裾が床に着くと埃が付いたり、傷んだりするのでやや上げられることをおすすめします。

総省レール カーテンのサイズの測り方
装飾レールの採寸方法

機能レールの場合は、写真のように一番端の動かないランナーから反対側の動かないランナーまでの長さを測ります。全長によって3~5%位のゆとりを足します。このゆとりにより、両開きの真ん中部分が開いて光が漏れたり、両端が引っ張られるということを防ぎます。丈の測り方は、同じようにランナーから床までを垂直に測り、1~2cm短く作ります。

*装飾レールの場合、レース用のレールが機能レールの時は、これと同じ方法で測ります。

機能レール 採寸方法
機能レール

 

腰窓の場合は、窓の下にキャビネットやソファ、ベッドなどカーテンの裾が当たるものがある場合は、家具のやや上まで。何もない場合は、窓枠下から10~15cm下までの長さが適当です。これで、カーテンからの光漏れや外気の侵入を防ぎます。

腰窓をもっとスッキリされたい時は、カーテンと同じ生地で作れるシェードがあります。窓ガラスを開けるハンドルなどの問題がなければ、部屋側に出っ張らず窓枠内に納めることもできるシェードやロールスクリーン、ブラインドなどもおすすめです。

腰窓 カーテン ストライプ柄
腰窓
カーテンとシェード
カーテンとシェードの組み合わせ

 

2.洋室や子供部屋

この考え方で、寝室には遮光生地のカーテン、お子様のお部屋には朝の光で目覚める方が良ろしければ普通の生地でのカーテンや楽しいプリント柄のロールスクリーンなどもございます。

 

3.和室

最近は、モダンなタイプの畳を入れられることも多く手軽なカーテンでも良いのですが、障子を思わせる柔らかい光とモダンでシンプルな雰囲気を持つプリーツスクリーンもおすすめです。

また、畳があると日光による日焼けも余計に気になります。西側の腰窓にはレース生地の中でも遮熱性能のあるものを選び、暑さとUV光線の両方を防いではいかがでしょうか?

カーテン 和室
和室用カーテン
和室 プリーツスクリーン
プリーツスクリーン ペアタイプ

 

まとめ

今回ご紹介した商品はごく一部になります。窓の方向や大きさ、使い道により遮光やUVカット、外から見えにくくする遮像の等級も変わってきます。

また、家族構成にもよりますがオーダーカーテンは、10年以上お使いいただける品質がほとんどです(一部オーガンジー系のレースカーテンは、日光による劣化が早いためサイクルは短くなります)。好みやあるいはお部屋の使い方にも変化が生じてくることを念頭にお選びいただくことも大切です。

ご来店の際には、是非図面をお持ちいただきスタッフにお気軽にご相談下さい。