窓に合うカーテンを買いたいけど、どうしたらいい?- 色の割合やイメージ編

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前回は、図面からまずは商品を何にするか?について選び方をお話しさせていただきました。今回は、さらに進んで同じ商品でも色やスタイルによって見え方、イメージが変わってくることや全体をまとめる方法を例を挙げてご説明したいと思います。

 

1.色の割合について

お部屋全体に占める色の割合を7:2:1位でまとめるとガチャガチャした感じにならずに統一感が生まれます。壁や天井など大きな面積の部分の色を6~7割、カーテンなどを2~3割位、クッションなどポイントにする色を1割位でまとめるとうまく行きます。

カーテン 東リ エレガント
やさしいオフホワイト系の壁や天井、床に対してエレガントなイメージのペールピンクのカーテンを持って来て、ポイントは温かみのあるイエローのソファ。スタンドやテーブルの脚のブラックで全体を引き締めています。

 

カーテン コーディネート
全体を明るいベージュからアイボリー系でまとめ、家具とソファはやや濃いめのベージュ系、グリーン系のクッションがポイントとなっています。穏やかで落ち着きのある配色にまとまっています。

 

2.色のイメージについて

次は、同じ色のソファを置いてもカーテンの色によってお部屋のイメージが違って見える例をご紹介します。

カーテン コーディネート
寒色系のコーディネート

白基調のお部屋にグレーのソファ。カーテンをクールなブルーグリーン系にすることで清潔感とやすらぎがあるイメージになっています。このカラーリングは、気持ちを落ち着ける効果があるので、寝室にも応用できそうです。家具や照明器具も白やシルバー系が合いますね。

 

カーテン コーディネート
女性的なコーディネート

こちらは、同じグレーのソファを使ってグレイッシュなピンク系のカーテンでコーディネートしたお部屋。女性的でエレガントな雰囲気になっています。照明器具も優しい形のもの、ここにラグを足すとすればオフホワイト系のソフトなものならグレイとピンクの邪魔にならずにしっくりくると思います。

 

3.柄物のカーテンの場合

次は、気に入った柄物のカーテンを生かしながらお部屋になじませる方法をご紹介します。

柄物カーテン コーディネート
少しアンティークなイメージの素敵な花模様を織り出したカーテンですが、カーテンだけに柄が入っているとどうしてもお部屋の中で浮いてしまいがち・・・。そこで、同生地でクッションを作りソファに置くことで空間がつながり、デザインの持つやさしい雰囲気を全体に広げることができます。

 

柄物カーテン ナチュラル コーディネート
こちらは、ナチュラルな雰囲気の大胆なデザインのカーテンを生かした空間です。白を基調とした明るく清潔感のあるお部屋にカントリー調の家具をセット。明るいブラウンで全体を引き締め、ラグやスローケットにはクールなブルーを持って来ることで程よい対比が生まれ、穏やかな中にも洗練されたイメージを作っています。

 

まとめ

色の分量やイメージ、使い方などは図面だけでは中々想像しにくいものです。リビング、寝室、和室、子供部屋と用途も異なり窓の大きさ、方向、日照条件なども違って来ますが、長く使うものを選ぶので条件や好みをしっかり把握した上でスタッフと十分にご相談下さい。

ファブリックメーカーのカタログのイメージ写真を見たり、ショールームに出向くのも良い方法です。失敗しないためにもじっくりご準備下さいね。