「木の温もりを活かした空間にしたいけれど、どんなカーテンを選べばいいかわからない」──そんな悩みを持つ方に向けて、ナチュラルウッドのインテリアに調和するカーテン選びのポイントを解説します。
リビング・ダイニング・寝室など、やわらかく明るい木目調の家具をベースにした部屋には、カーテン選びも“自然素材感”や“色のバランス”が重要です。この記事を読むことで、以下のような課題が解決します。
- ナチュラルな雰囲気を壊さないカーテンの選び方が知りたい
- 色合わせや素材選びで失敗したくない
- 植物や北欧雑貨とのコーディネートを楽しみたい
そのため、家具や照明、小物とのバランスを考える際にもベースとして非常に使いやすく、人気の高いインテリアスタイルです。
カーテン選びのポイント|ナチュラルウッドに合う条件とは?
1.素材感に注目する
ウッドの温もりと調和させるには、「リネン調」「コットンライク」「天然素材風」など、自然な風合いのカーテンがおすすめです。
張り感が強すぎる生地や、光沢のある化繊系は、ナチュラル感を損なう恐れがあるため注意しましょう。
2.色味のバランスをとる
淡いベージュ系やグレージュ、くすみカラーなどのニュアンスカラーは、ナチュラルウッドの色と自然になじみやすく、落ち着いた雰囲気をつくります。
逆にビビッドな原色系は浮きやすいため、ポイント使いにとどめるのが無難です。
カーテン選びに失敗しない3つのスタイル提案
1.天然素材風×ヘリンボーン柄
天然素材のような風合いの生地に、ヘリンボーン柄のデザインが入っているカーテンです。ナチュラルウッドのインテリアと合わせると、部屋全体が優し気な空気感に包まれているような、心安らぐ空間になっています。ナチュラルウッドには、淡色のファブリックが馴染みやすくておすすめです。
- 特徴:淡色の生地にヘリンボーン模様。カジュアルにもクラシカルにも対応可
- こんな方におすすめ:ナチュラルな中に「上質感」も出したい人
2.アースカラー×北欧風モチーフ
アースカラーの麻のような生地に、のびやかにサークルが描かれています。アースカラーとは、自然をイメージするような色合いのことで、私たちにとって馴染みやすく、抵抗感がない色です。ナチュラルウッドのインテリアととの相性は抜群です。そして、麻のような素材感が加わることで、高級感も加わります。
- 特徴:サンドベージュなどのアースカラーに、控えめな幾何学模様
- こんな方におすすめ:空間をすっきり見せたいミニマル派
3.透け感×水彩リーフ柄のレース
淡色だけでなく、透け感のあるレースも軽やかな印象でおすすめです。ドレープカーテンよりも生地が薄いレースカーテンは、大柄なデザインを取り入れやすいのではないでしょうか。
- 特徴:水彩タッチの柄が映えるレース。大柄でも軽やか。
- こんな方におすすめ:植物や雑貨とのコーディネートを楽しみたい人
カーテン選びで後悔しないために確認すべきこと
カーテンを選ぶ前に、以下のポイントをチェックしておくと、インテリア全体のバランスが取りやすくなります。
- 家具の木の色味と近いトーンを選ぶ(例:オーク材ならライトベージュ系)
- 日当たりに応じて遮光性や透け感を調整する
- 部屋の「主役」をどこに置くかを決めてから柄物を選ぶ
まとめ|ナチュラルウッドと調和するカーテンで癒し空間を
ナチュラルウッドのインテリアは、どんな部屋にも優しい印象を与える万能なスタイル。その魅力をさらに引き立てるカーテンを選ぶことで、日々の暮らしがより快適で心地よくなります。
大切なのは、「目立たせる」のではなく「馴染ませる」こと。主張しすぎない色・素材・柄で、木の温もりを引き立てるカーテンを選ぶことで、空間全体の調和と居心地の良さが手に入ります。