アジアンテイストの部屋は、まるで海外のリゾートホテルで過ごしているような気分になれる、そんな素敵な雰囲気があります。そこでは、時間の流れがゆっくりと感じるほど心穏やかにリラックスできます。今回は、アジアンテイストの部屋作りに大切なインテリアポイントについて、3つのコーディネート例を挙げながらお話したいと思います。
ほどよいラフさを入れる
アジアンテイストの魅力は、「リゾートにいるような気分になれる」「時間を忘れてリラックスできる」「部屋の中でも自然を感じられる」など、忙しい日常の中ではなかなか感じられない気持ちになれることろです。コーディネートする上でまず意識したいのは、どこかに、ほどよい抜け感を作ることです。
例えば、光沢感のあるカーテンに、房飾りのついたクッション、大理石のテーブル、シャギーのラグなどを合わせたコーディネートだと、ホテルライクな高級感あふれるクラシックな空間になりますが、リラックスするには少し華やかすぎる気も…。
それに比べて、ざっくりとした風合いのカーテンや、ラタン調の椅子、大小さまざまな種類の植物、雑貨などを取り入れたコーディネートは、親近感が湧くようなラフさがあり、馴染みやすく感じるのではないでしょうか。
天然素材や自然を感じる物を取り入れる
インテリアに自然を感じる要素がたくさん入っていると、それだけで癒し効果は高くなります。家具を天然素材のものにしても良いですが、例えばカーテンを麻や綿などの天然素材のものにしたり、アジアン雑貨を置いてみたりしてもおすすめです。
天然素材のカーテンは、独特な風合いがとても魅力で、やわらかな質感からくる優し気な印象は、アジアンテイストの部屋にぴったりです。また、観葉植物などの自然を感じるアイテムを多く置くと、よりリフレッシュした気分を味わえます。
温かみを感じる色の配色
インテリアの色の選び方はとても重要です。それぞれの色が持つ雰囲気を考えながら、選んでいくのがおすすめです。カーテンやクッションカバー、ラグは色の展開も多いので、色を選びやすいというメリットがあります。
ベースとなる色で多く取り入れられているのは、ベージュやアイボリー、ブラウンなどです。差し色には、明るさを抑えたオレンジやイエローも良いでしょう。落ち着きと、温かみを感じるような色合いにすることが大切です。
もし、カラフルな色を入れる時は、明るさを抑えたくすみ系の色にしましょう。アジアンテイストはあくまでも、リラックスできる空間であることが大前提で、部屋全体で見た時の色の統一感なども重要です。
まとめ
いかがでしょうか。アジアンテイストは、リゾートのような高級感も感じられるインテリアテイストでありながら、馴染みやすく落ち着きのあるコーディネートです。素材感や色合いからそれぞれが持つイメージを考え、どのように組み合わせるのかを楽しみながらコーディネートしていただけたらと思います。
