カーテンは1枚でも大丈夫?お部屋の用途別の使い分け方を徹底解説

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「カーテンって2枚セットが当たり前? それとも1枚でも問題ない?」
引っ越しや模様替えのタイミングで、多くの方が悩むポイントではないでしょうか。

本記事では、レースカーテンだけ、ドレープカーテンだけという“1枚吊り”がどんな場面に適しているのか、そして「2枚吊り」との違いや選び方のコツを、部屋の用途別に詳しく解説します。

快適さも損ないたくない方、おしゃれな窓辺を演出したい方は必見です。

 

1枚吊りカーテンって実際どう?メリットと注意点

レースカーテンだけで過ごす場合

スミノエ レースカーテン

D-4523

レースカーテン1枚で過ごすと、窓辺がすっきりとナチュラルな印象に。白やベージュなど明るめのカラーを選ぶことで、部屋全体が明るく見えるという視覚効果もあります。

向いている部屋:

  • 日中しか使わない部屋(例:リビングのサブスペース)
  • ベランダに面した掃き出し窓
  • 軽やかな印象を求めるカフェ風のインテリア

注意点:

  • 夜間に照明をつけると部屋の中が透けて見える
  • 冬は断熱効果が低く、室温が下がりやすい
  • プライバシー性が低いので寝室には不向き

★ワンポイント
新居でインテリアの方向性が決まっていない場合、「とりあえずレースだけ」で始めるのもおすすめです。空間に圧迫感がなく、後からドレープを足しても自然に馴染みます。

ドレープカーテンのみで過ごす場合

スミノエド レープカーテン

D-4315

ドレープカーテンのみは、あまり使わない部屋などの、床や家具を日差しから守る目的での使用がおすすめです。また、プライバシーの保護される曇りガラスの窓にはドレープ単体で吊る場合も。

注意点:

  • 日中も閉めっぱなしになりやすく、部屋が暗くなる
  • 空間が重く見えることも
  • 採光をコントロールしにくい

補足情報
ドレープカーテンの素材や色によって、遮熱・遮光・保温などの機能性も異なります。選定時は、素材のスペックを必ずチェックしましょう。

 

やっぱり安心?2枚重ねで得られる効果とは

レース+ドレープの基本スタイル

スミノエ カーテン ユーライフ

レース:U-9409/ドレープ:U-9335

最もスタンダードな2枚吊りスタイルは、機能性・快適性・インテリア性のバランスが取れた万能タイプです。

項目 2枚吊りのメリット
昼間の視線対策 レースが外からの視線をやわらかくカット
夜間のプライバシー ドレープで完全遮蔽可能
断熱・遮熱 空気層による断熱性UPで省エネ効果も
デザイン性 “レースイン”などの上級コーデも可能

2枚重ねでの使用は、1枚吊りに比べて一気に雰囲気が出ますね。家具の少ない空間にも、カーテンを2重に設置するだけでぐっと”お部屋らしさ”がアップします。

日中はレースのみ、夜間はドレープも閉めるなどといった、時間によっての使い分けも可能です。また、レースが直接的な日射を防いでくれるので、2重吊りにするだけでドレープが長持ちするメリットもあります。

レースインスタイルとは?

スミノエ カーテン モードエス

レース:D-4060/ドレープ:D-4433

最近注目されているのが「レースイン」。ドレープを窓側、レースを部屋側に吊るすことで、刺繍や柄入りレースをより視覚的に楽しめます。

レースインの魅力:

  • おしゃれな空間演出ができる
  • 空気層による保温遮熱効果が期待できる

デザインレースをお部屋側に吊り込む、”レースイン”も2重吊りならではのおしゃれなスタイルです。こちらにも、上記でご紹介したような省エネ効果が期待できます。

 

用途別カーテンスタイル早見表

お部屋の種類 推奨スタイル 理由
リビング 2枚吊り 日中と夜間で使い分けしやすく快適
寝室 2枚吊り 遮光・遮音・保温性が重要なため
サービスルーム ドレープのみ コスト削減しつつ、光と視線を遮りたい
サンルーム レースのみ 自然光を楽しみたい、開放感を演出
トイレ・洗面所 ドレープ or 小型スクリーン 目隠し機能が重要、頻繁に開閉しない

レース・ドレープの2枚を一気に揃えるとなると、やはり気になるのは費用面……。予算を考えてお部屋の用途ごとにカーテンが2枚必要な箇所、1枚でも対応できる箇所を使い分けてみるのも良いでしょう。

 

よくある質問(FAQ)

Q1.レースカーテンだけだと夜は室内が透けますか?
はい。照明を点けるとシルエットが外から見えてしまうため、寝室などプライバシー重視の部屋には不向きです。夜間はドレープやブラインドを併用しましょう。

Q2.ドレープ1枚でも断熱・遮熱効果はありますか?
素材や裏地の有無によりますが、一般的な厚地ドレープはレースより高い断熱・遮熱性を持ちます。ただし窓と室内の温度差が大きい環境では、レースと併用した2枚吊りの方が効果的です。

Q3.子ども部屋にはどのスタイルが向いていますか?
昼夜の活動が多く、光の調整が必要なためレース+ドレープの2枚吊りがおすすめです。安全性を考慮してブラインドならコードレス仕様やカーテンなら防炎素材を選ぶと安心です。

Q4. 1枚吊りにしたい場合のコスト削減ポイントは?
まずレースのみを購入し、必要に応じてドレープを追加する“段階購入”が有効です。窓数が多い部屋や模様替え頻度が高い場合に特におすすめです。

Q5. レースインスタイルのデメリットは?
ドレープが窓側になるため、風雨や結露の影響を受けやすく、メンテナンス頻度が増えることがあります。防汚加工や洗濯可能な生地を選ぶと手入れが楽です。

 

まとめ:カーテンは1枚でもOK。大切なのは用途との相性!

カーテンは「2枚吊りが当たり前」と考えがちですが、実際にはレースだけ、あるいはドレープだけで十分に快適なケースも少なくありません。たとえば、光を取り込みつつ軽やかに見せたい部屋ならレースのみが適していますし、遮光やプライバシーを優先したい空間にはドレープのみの方が効果的です。

とはいえ、季節ごとの温度変化に備えながらデザイン性も高めたい場合には、レースとドレープを重ねる2枚吊りが最もバランスに優れます。まずは部屋の用途や暮らし方、予算を整理し、それぞれのスタイルがもたらすメリットとデメリットを比較してみましょう。

さらに、ロールスクリーンやブラインドとの“ミックススタイル”という選択肢も加えれば、空間の広さや採光条件に合わせて、より柔軟でおしゃれな窓辺を実現できます。

 

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