窓にはレールを取り付けて、厚手のドレープカーテンと薄いレースカーテンを組み合わせてかけることが多いですが、最近はメカ商品(ロールスクリーンやブラインド、シェードなど)とカーテンの組み合わせコーディネートも増えてきています。それぞれの長所を生かし、短所を補う組み合わせもできるのでいくつかご紹介したいと思います。
1.ロールスクリーンとカーテンの組み合わせ
壁の一方をダークグレイのアクセントクロスにしたモダンでシンプルなお部屋にはカーテンの二重吊りは重く感じられます。夜間の遮像用にはロールスクリーンを、部屋側にはポイントになる装飾レールに少し大胆なカーテンを使い、まとめられた組み合わせです。ロールスクリーンを窓枠の内側に納めることで、部屋側のスペースもスッキリさせています。
2.アルミブラインドとカーテンの組み合わせ
北欧調のシンプルでナチュラルなお部屋にはスラットの開閉により採光と遮像を調整できるシンプルなアルミブラインドと大胆な横ボーダーのカーテンの組み合わせが良く合います。温もりのある木の家具を使うこととマット系のスラットカラーを選ぶことで金属のブラインドの冷たいイメージもやわらぎます。
3.ウッドブラインドとカーテンの組み合わせ
オーク調の床に合わせて温かみのあるウッドブラインドを選びヨーロッパの街角をイメージした個性的なカーテンを組み合わせる。ウッドブラインド特有の存在感や重みが個性豊かなインテリアを引き立てています。
4.バルーンシェードとカーテンの組み合わせ
個性的なバルーンシェードに軽やかさを損なわないような太めのストライプのレースのカーテンとの組み合わせになります。バルーンシェード自体がボリュームがあり、通常重めの生地のカーテンとの組み合わせが多い中、あえて軽さを強調した組み合わせは大人のエレガンスを感じさせてくれます。
5.ダブルシェードとカーテンの組み合わせ
無地同士のダブルシェードでしっかり遮熱や遮像はキープし、一番手前の木の柄のプリントレースでお部屋の個性を出しています。シェードは横方向にドレープを取らない分スッキリした印象になるので、大きめの窓でドレープとレース共にカーテンにして重いかな?と感じられる時は、どちらかをシェードにされるのも良いと思います。
メカ製品にはこのほかにもプリーツスクリーンや調光ロールスクリーン、タテ型ブラインドなど色々な種類があります。お部屋のイメージ、窓回りのスペース、持たせたい機能など色々ご要望があるかと思います。お部屋の写真や図面、床や家具の写真など、参考になるものを是非お持ちいただいてスタッフにご相談下さい。