カーテンの隙間から光漏れ阻止!その方法とは?

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寝室の窓が東向きで、眩しい朝日がカーテンの隙間から漏れて気になる!という場合や、リビングで映画を観る為に真っ暗にしたいので光を入れない状態にしたい場合など、少しの光漏れが気になってしまうという時に、おすすめしたいポイントをご紹介します!今回は、カーテン生地自体を遮光にするするという以外の点から、お話したいと思います。

 

中央はランナーの穴の位置を調節

トーソー マグネットランナー 穴2個
中央でカーテンを閉める際に、レールの真ん中あたりには上記のように、磁石でカーテン同士をぴったりくっつける「マグネットランナー」という部品が入っています。マグネットランナーにはカーテンのフックをかける穴があり、そこへフックを入れてカーテンを吊るします。穴が複数ある中で、通常は外側の穴の方へ入れても、カーテンの両端には少し折り返している生地の部分があるので、隙間はあまりできないようになっています。ですが、カーテンの丈が長い場合、すその方へ行くほど、カーテンの合わせている部分がカーテンのヒダによってずれたりして、光漏れをすることもあります。密にしっかり重ねたい時は、フックを入れる位置を内側の方に変えるだけで、カーテン同士の重なりが近づくので、光漏れを軽減できることがあります。ただ、この方法を行うとカーテン上部の折り返し部分同士が干渉する可能性があるので、カーテンを動かす時に少し移動しにくくなることもあります。

 

サイドはリターン縫製

カーテン ドレープ リターン
カーテンの縫製仕様に、「リターン縫製」というものがあります。これは、レールのサイドの部分までカーテンで覆うように作る縫製仕様です。サイドの窓とカーテンの隙間から、横に向く光漏れが気になる場合に適しています。この縫製仕様にするには、サイドまで覆う部分のカーテンをレールに吊るすための金具がレールについていないといけないので、必ず事前確認が必要になります。寝室などで、できるだけ光を入れたくない場合に好まれる方法です。光漏れの軽減の他にも、保温効果もアップします。

 

下からは丈を長めに

遮光 川島織物セルコン 丈長め
カーテンの丈の長さは、腰ぐらいの窓であれば窓枠下より+15㎝~20㎝長めに作ることで、光漏れを軽減できます。ベランダにつながる出入りできるような掃き出し窓は、床に着かないように床上1㎝~2㎝程度あげるのが一般的です。寝室でも、ベッドではなくお布団を敷いている場合や、横巾が広い窓であれば、1㎝の隙間さえも強い日差しだと気になるという場合もあります。そんな時は、床よりも丈を長めに作ることも一つの方法です。そんなことをしたら見た目におかしいのでは・・・と思うかもしれませんが、あえてドレープの豪華さや、高級感を出す方法として、床よりもかなりカーテン丈を垂らして作ることもあるのです。

 

まとめ

近年では、生活スタイルも多様になってきているので、仕事上昼夜逆転で睡眠をとっていたり、少ない睡眠時間でしっかり睡眠をとりたい方にとって、光漏れは深刻な問題にもなりかねません。気になる光漏れが、少しの工夫で改善することがあれば嬉しいですよね♪これから、カーテンをお考えの方や買い替えをお考えの方は、是非参考にしてみてください。