オーダーカーテン担当の西岡です。
花柄のカーテンは昔から定番ですが、可愛らしいだけでなく、古めかしさのあるレトロな花柄が今年流行しています。ノスタルジックな雰囲気を演出してくれて、アンティークなインテリアによくマッチする。今回はレトロな花柄カーテンのコーディネート例をいくつかご紹介します。
こだわりの家具を集めたアンティークエレガンススタイル
家具・小物・ファブリック、ひとつひとつをアンティークな雰囲気にこだわったスタイルには、鮮やかすぎない少しくすみのあるある色がおすすめです。大胆な色を使った大きな花柄の生地と、小花がプリントされた落ち着いたデザインの生地で左右違う生地を吊ることで、遊び心をもたせた上級者のコーディネートです。違う柄を左右で吊っても、質感やテイストがそろっていれば違和感なく組み合わせを楽しむことができます。
レースに柄を効かせたフレンチシャビースタイル
少しフレンチテイストで白を基調とした、さわやかなコーディネートです。単色でまとめすぎず、白や木目を活かしつつ明るい色彩を取り入れて、かわいらしい印象になります。レースカーテンは総柄で、なおかつ様々な色を使用したプリント柄を吊り、厚地のカーテンはレースを引き立たせるために白地に控えめにボーダーが入ったものを組み合わせています。使い込まれて味のあるシャビーシックな家具と組み合わせることで、カジュアルな柄のファブリックを取り入れてもバランスよく、まとまりのあるお部屋になります。
どこか懐かしさと遊びのあるレトロスタイル
クラシックなデザインの家具にはあえて落ち着きすぎないように、かわいらしく明るい花柄がおすすめです。レースもレトロチックな網のレースを組み合わせています。このような網のレースなら透け感を楽しむために、あえてお部屋側のカーテンレールにレースを吊り、窓側に厚地を吊ってもかわいくなりますし、腰窓高さの窓へ床までの長さでカーテンをつくって真ん中で束ねると、個性的な窓スタイルにすることができます。
まとめ
女性なら誰もが憧れる花柄ですが、かわいらしすぎると選びにくい・・・という方も多いと思います。しかし、レトロな花柄だと組み合わせ方次第で、落ち着きのあるお部屋にコーディネートすることができるのではないでしょうか。気に入るスタイルがあれば、ぜひ参考にしてみてください。