ドレープを活かして作るおしゃれポイント!

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オーダーカーテン担当の河野です。今回は、カーテンのドレープ性やデザインを活かす3つの方法をご紹介します。

引き出しの法則でエレガントさを演出

現在吊っているカーテンにもひと手間加えるだけで、見た目の印象を大きく変えることができます。カーテンを束ねているタッセルの上あたりのドレープを、少し通常よりも引き出して垂らすような形にします。そして、両開きの場合は、左右のバランスを同じぐらいにします。ドレープ性を活かして、エレガントな雰囲気を簡単に出すことができます。お金をかけなくても、少しの手間で雰囲気を変えることが可能です。

川島織物セルコン ドレープ束ね方

上げるより伸ばす演出

カーテンの丈を、床からさらに長めに作る方法があります。通常はドレープは床につかないように、床上1㎝、レースはドレープの裾から出ないよう床上2㎝で作りますが、それをあえて床よりも長めに作ります。ヨーロッパなどではよくあるパターンですが、エレガントな雰囲気を演出できるので、あえてカーテンに装飾などをつけなくても、カーテンのデザインと長さで印象を変えることができます。こちらは、生地が床に着いてしまうのは好き嫌いが分かれるところではありますが、生地カタログの写真イメージなどでも多く記載されており、高級感をプラスしたい時にはおすすめの方法です。

川島織物セルコン 床より垂らす ドレープ性

カーテンの分け方を変える

カーテンの分け方は、レール全長に対して真ん中の位置から左右に分ける両開き、もしくは左右どちらか一方に寄せてしまう片開きが多いですが、あえてカーテンの分割数を多くし、分割したカーテンごとにリボンや装飾類でまとめると、雰囲気を変えることができます。横幅がかなり広い窓で、場所によって窓の使用の仕方が異なる場合にも、便利です。分けたカーテンごとに束ねると、またいつもとは違った雰囲気を楽しめます。

サンゲツ 分け方を変える タッセル

いかがでしたでしょうか。カーテンのスタイルや装飾を付け加えることによって、印象を変えることももちろん素敵ですが、まとめ方、作る長さ、分け方を変えるだけでも、雰囲気を変えることができます。少しの工夫で、いつもと印象を変えることができるのも素敵ですよね。ぜひ、一度お試しください。