カーテンは、部屋の印象を大きく左右する重要なインテリア要素です。けれど、季節ごとにカーテンを取り替えるのは手間やコストがかかるため、模様替えをしたいと思ってもなかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、「カーテンをそのまま使いながら、印象だけをチェンジできる」簡単なアレンジ方法です。カーテン本体を買い替えなくても、気軽に雰囲気を変えられる3つのテクニックをご紹介します。どれも初心者でも挑戦できる内容なので、ぜひお試しください。
チャームを加えて、カーテンに遊び心をプラス
普段はあまり目立たないカーテンの「リング」部分。ここにチャームを加えるだけで、カーテン全体にアクセントが生まれ、ぐっと華やかになります。
あまり知られていませんが、「ウィンドウチャーム」という専用アイテムもあり、タッセルやレールに組み合わせたりフサカケにぶらさげたり、いろんな使い方ができるチャームです。中には、ライン状に垂れ下がるタイプもあり、カーテンのヒダと一緒に揺れる姿がとてもエレガント。カーテンそのものがシンプルなほど、装飾が映えます。
特別なチャームがなくても、キーホルダーやアクセサリーのストラップなどを流用してもOK。「自分らしい飾り方」で手軽にアレンジできるのが魅力です。カーテンは吊ったままでも付け外しができるため、季節や気分に合わせて取り替える楽しみ方もできます。
タッセルを変えれば、カーテン全体ンお印象が一新!
カーテンを開けたときに束ねるための「タッセル」。カーテンとは同じ生地(共布)のものを使われている方が多いと思いますが、実はこの部分を変えるだけで、驚くほど印象が変わります。
現在では、さまざまな素材・デザインのタッセルが各メーカーから登場しています。例えば:
- ナチュラル系の麻やコットン素材
- ラグジュアリー系のクリスタルやパールつき
- クラシカルな大房タッセルで重厚感のあるもの
右側の写真のように装飾タッセルにするだけでなく、共布タッセルのままで、チャームをひっかけるというのも簡単でおすすめです。ほかにも、タッセルをリボンでくくったり、カジュアルなデザインのものであれば毛糸などでタッセルを手づくりすれば、コストを抑えながら、可愛らしくも個性的な演出が可能です
レースカーテンを「留めるだけ」で印象チェンジ
腰高窓や出窓などのレースカーテンを手軽にアレンジしたいときは、クリップで留めるテクニックがおすすめです。裾を上げてクリップで留めるだけで、アーチ形やスカラップ型のような立体的なフォルムが生まれ、まるでオーダーカーテンのような見た目に変わります。
しかも、価格はクリップ代だけ。装飾付きのかわいいクリップを使えば、それだけでアクセントになりますし、シンプルなクリップを使えば、ナチュラルで大人っぽい印象にも。カーテンの裾が長すぎて床につく場合の「丈調整代わり」にもなるので、見た目と実用性を兼ねたテクニックとしてもおすすめです。
どのアレンジが向いてる?簡単比較表
項目 | 特徴 | 向いている方 |
チャーム | カーテン上部やヒダ間を華やかに | シンプルなカーテンに飽きた方 |
タッセル変更 | 雰囲気をガラッと変えられる | 手持ちカーテンを高見せしたい方 |
クリップ留め | フォルムで印象チェンジ | レースカーテンをもっと活用したい方 |
おわりに:買い替えなくても模様替えは楽しめる!
いかがでしたか?カーテンを買い替えるとなると、サイズ測定や設置の手間もあり、つい後回しにしてしまうもの。でも、今回ご紹介したような「吊り替えなしでできるカーテンアレンジ」なら、誰でも手軽に模様替え気分が味わえます。
ちょっとしたアクセントが、お部屋全体の雰囲気を引き締めたり、やわらげたりしてくれます。季節の変わり目や気分転換にもぴったりのアレンジ術、ぜひ試してみてくださいね。