オーダーカーテン担当の大島です。
横並びの2つの窓に装飾レールを取り付ける場合、通常は、2つの窓それぞれ、2本に分けてレールを取り付けます。しかし、装飾レールであっても、開口部を広く見せるため、ひと続きにして取り付けする方法があります。今回は、そのような機能を備えた装飾レールをご紹介します。
・2つの窓をひと続きにするメリットとは?
隣接する横並びのお窓にそれぞれ分けて取り付けすると、ひと窓ごとにカーテンをまとめるため、中央部分にカーテンがたまり、重い印象の空間になりやすいです。
一方、カーテンレールをひと続きにすることで両端にカーテンをまとめられるため、開口部を大きく見せることができ、すっきりとした印象に仕上がります。
・「ブラケットスルー」の装飾レールを活用
大きい窓に装飾レールを取り付けると、カーテンレールを支えるための「ブラケット」という部品を、複数壁に取り付ける関係で、カーテンの開閉ができなくなります。しかし、ブラケット間をすり抜ける「ブラケットスルー」という部品を使用することで、レールをジョイントし、ご希望の長さで装飾レールをご使用いただくことができます。
・ナチュラルな雰囲気を演出
ナチュラルな雰囲気で大きなお窓を演出したい場合、残念ながら「木製」のカーテンレールは今のところありません。しかし、ブラケットスルーを使うことができる「木目調」の装飾レールを使うことで、よりナチュラルな印象に仕上げることができます。
・まとめ
いかがでしたでしょうか。「ブラケットスルー」機能を備えた装飾レールを使うことで、横並びの窓を一体にして、開口部を大きく見せることができます。窓の配置や長さなど、状況によっては取り付けできない場合もありますので、詳しくは、オーダーカーテン担当のスタッフまでご相談ください。