カーテンを変えるのは大変でも、タッセルを変えるだけでお部屋の印象がガラッと変わる──そんなプチ模様替えにぴったりのアイテムが「装飾タッセル」です。
特に子ども部屋やガーリーな空間、ナチュラルテイストのお部屋に「可愛らしさ」や「アクセント」をプラスしたい方にとって、タッセル選びはインテリアの仕上げとも言える重要ポイント。
本記事では、初心者にもわかりやすく「タッセルの種類と効果的な使い方」をご紹介します。
装飾タッセルとは?カーテンをもっとおしゃれに見せる名脇役
装飾タッセルの基本:共布との違いを知ろう
カーテン購入時によくついてくるのが「共布(ともぬの)タッセル」。これはカーテンと同じ生地を使ったシンプルなタイプで、実用性重視の定番スタイルです。
一方で「装飾タッセル」は、ビーズ・リボン・フリンジ・シュシュ型など、意匠性を高めたデザインタッセルのこと。アクセサリー感覚で選べるのが魅力です。
タッセルの種類 | 特徴 | 向いている空間 |
共布タッセル | カーテンと一体感があり控えめ | シンプル・ナチュラル |
装飾タッセル(リボン) | ガーリーで可愛らしい印象 | 子ども部屋・フェミニンな寝室 |
装飾タッセル(シュシュ) | カジュアル感+遊び心 | リビング・カフェ風インテリア |
装飾タッセル(ビーズ/房付き) | 高級感やアクセントを演出 | エレガント・クラシックな空間 |
タッセルの種類別コーディネートアイデア
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リボン型タッセル:カーテンに可愛らしさをプラス
フェミニンな空間を演出したいなら、丸みを帯びた船型フォルムにバイアステープで縁取りを施したリボン型タッセルはいかがでしょう。カーテン生地と色を揃えてオーダーすれば、統一感と特別感の両方を楽しめます。
カーテンの生地をリボンの形状に仕上げてタッセルにしたものもあります。
おすすめ用途:
- 子ども部屋
- ナチュラルテイストな寝室
- シンプルカーテンのアクセントとして
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あめ玉風タッセル:やさしい色味でさりげない華やかさを
あめ玉を思わせる丸いモチーフと淡い色合いが特徴で、シンプルなカーテンに柔らかな印象を添えます。主張しすぎないデザインなので、空間に自然と馴染むのも魅力です。
おすすめ用途:
- ミルキートーンのインテリア
- 北欧風・韓国風コーディネート
- 白・ベージュ系カーテンとの相性抜群
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シュシュ型タッセル:カジュアルにもガーリーにも使える万能タイプ
髪飾りのシュシュを連想させるデザインで、ラフさと可愛さを兼ね備えています。素材やカラー展開が豊富なため、カーテンの色や部屋のテイストに合わせやすく、モダンな空間に“抜け感”をつくる演出にも向いています。
おすすめ用途:
- カフェ風リビング
- 一人暮らしのワンルーム
- 賃貸のお部屋で気軽に模様替えしたいとき
装飾タッセルを取り入れるときの注意点
1.カーテンとのバランスと統一感を意識する
装飾タッセルは華やかで目を引く分、カーテンとのバランスを間違えると浮いてしまう可能性も。以下のポイントに注意すると失敗しにくくなります。
- 柄物カーテンには装飾控えめなタッセルを
- シンプルな無地カーテンにはデザイン性のあるものを
- 窓の数が多い部屋では統一感を重視して同系統でまとめる
2.部屋全体のトーンとの相性をチェック
ナチュラル系インテリアには麻風やコットン素材、姫系・ガーリースタイルにはリボンやサテン調の光沢感、シックモダンにはモノトーンやメタルパーツを使ったタッセルなど、部屋のテーマカラーや質感に合わせて選ぶと失敗しません。
まとめ:装飾タッセルは“部屋づくりの最後の一手”
カーテン選びで迷ったとき、「装飾タッセルで仕上げる」という発想は、おしゃれ上級者への第一歩です。特にシンプルなカーテンと組み合わせることで、部屋に程よい“彩り”と“個性”を加えることができます。
ポイントは「お部屋全体のイメージ」と「カーテンとの調和」を意識すること。高額なインテリア変更は難しくても、タッセル1つで印象をガラリと変えることは可能です。
ぜひ、あなたの理想の空間にぴったりなタッセルを見つけてください。