レトロな雰囲気をインテリアに取り入れるポイント

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レトロブームが再燃している今、ファッションやインテリアに、レトロな雰囲気を取り入れるコーディネートが注目を集めています。最新の流行だけでなく、レトロな要素と合わせることで、自分だけの個性を出すことに魅力を感じている人も増えています。

今では、「レトロ」=「古い、ダサい」ではなく、「斬新、おしゃれ、温かみがある、親しみやすい」というイメージへ変化してきているのです。今回は、レトロ感のあるおしゃれなインテリアをご紹介しながら、レトロな雰囲気をうまく取り入れるその注目ポイントや、選び方のコツなどをお話します。

 

色の組み合わせ方

東リ レトロ ヴィンテージ
ツートンカラーのカーテンは、まさにレトロ感たっぷりです。落ち着いたブラウンに、対照的なイエローを合わせています。色の系統が全く異なる組み合わせですが、このノスタルジックな雰囲気がレトロ感を演出するポイントになっています。

そして、アクセントクロスのネイビーの中に、アート作品を飾るゴールドのフレームがアクセントになっています。ネイビーとブラウンは、どちらも落ち着きのある色で相性も良く、そこにイエローが入ることで明るくなり、ポジティブな印象になります。

目線が集まるイエローの配色を、部屋全体のベース色になっているブラウンで落ち着かせ、アクセントクロスのネイビーで引き締めています。イエローを、派手すぎない印象に抑えているのがポイントですね。重厚感はあるのに、どこか懐かしく温かみを感じるコーディネートです。

 

色の配置

サンゲツ レトロ 幾何学柄
色の組み合わせ方だけではなく、色の配置もコーディネートには重要なポイントです。大胆な色の配置は、個性を際立たせたり、おしゃれ感をアップさせるにはおすすめですが、その分難しさもあります。まとまりがない色の配置になってしまうと、目線が定まらず、落ち着かなくなってしまいます。

自由に色を取り入れやすいインテリアは、クッションやカーテンです。このコーディネートのように、レトロ感がある色使いのカーテンを1点、部屋のアクセントとして取り入れて、注目ポイントを定めるという方法もあります。

赤や青などの色が入っていても、カーテンのデザインの中だけにおさめてしまえば、ナチュラルな雰囲気でレトロ感を取り入れることができます。

 

デザインで演出する

川島織物セルコン レトロ デザイン
手書きで描いた温かみのあるようなデザインや、シンプルな形の構図を組み合わせた幾何学柄など、デザインでレトロさを感じるものもあります。そのようなデザインは、たとえ落ち着いた色だけの組み合わせた配色であっても、レトロな雰囲気を感じるコーディネートになります。

アナログさが感じられるデザインは親しみやすく、温かみがあるので取り入れやすいですよね。新しい物の中に、懐かしさを感じるようなデザインを一つ取り入れるだけで、不思議と懐かしさを感じるノスタルジックなコーディネートになります。

 

まとめ

いかがでしょうか。インテリアでも、次々と新しい流行が生まれる中でレトロなものが再燃するのは、懐かしさや親しみやすさに居心地の良さを感じたり、今と昔をMIXすることに新たな可能性を感じるからではないでしょうか。

ファッションやインテリアは、好きなものを自由に組み合わせて自分のスタイルを作れます。色々な要素を組み合わせて、自分が心惹かれるような、癒されるような、そんなスタイルを見つけてみてくださいね。