カーテンのひだはあり派? なし派? ボリュームタイプの選択の仕方

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オーダーカーテンでは、カーテンのひだボリュームが選べるのはご存じですか?既製品のカーテンとは異なり、オーダーで作ると自分好みのボリューム感にできます。デザインの見え方や、部屋の中でカーテンの存在感も変わってくるため、ひだのボリュームの選択は迷う人も多いでしょう。

今回は、主に3つのひだのボリュームタイプを比較して、見え方の違いや、それぞれを選択するメリットなどについてお話したいと思います。

 

見た目の違いは?

川島織物セルコン 2倍ひだ 豪華
一番重要なのは、やっぱり見た目の違いですよね。ひだのタイプは、大きく分けると3つあります。「2倍ひだ」「1.5倍ひだ」「フラット」の3種類です。カーテンを作る際に使用する生地量が異なり、見た目のボリューム感がかなり変わってきます。一番ボリュームが多いのは、2倍ひだです。仕上がり幅に対して、2倍の生地量を使用して作ります。オーダーカーテンでは、ひだのボリュームタイプを選べますが、2倍ひだで作るのが一般的です。

また、1.5倍ひだは仕上がり幅に対して、1.5倍の生地量で作るため、2倍ひだより少しすっきりしたひだのタイプです。既製品のカーテンは、この1.5倍ひだで作られています。そして、ひだなしタイプのフラットは、生地を上部でつまむこともなく、プリーツもありません。レールの幅に対して、ゆとりを少しだけ入れて、少しウェーブが出るくらいに作るか、ほとんどゆとりを入れずにフラットにするかです。

 

それぞれを選ぶメリットは?

川島織物セルコン 1.5倍ひだ シンプル
2倍ひだは、使用する生地量も多くボリューム感があるため、やはり一番豪華に見えます。プリーツも立体感があり、窓の存在を大きく華やかに見せてくれます。リビングや客間には、2倍ひだを選ぶ人が多いのではないでしょうか。1.5倍ひだは、ひだの種類の中では平均的ですが、コストを抑えながらカーテンの存在感も出せるというメリットがあります。

使用する生地量が増えるとそれだけ価格も上がるため、メインとなるリビング以外の部屋は、1.5倍ひだで作るという方法もあります。ボリューム感が少し抑えられることで、圧迫感を感じず、部屋をすっきりとした印象に見せることができるのもいいですね。また、フラットは一番ボリュームを抑えられるので、部屋間仕切りとして利用したり、カーテンのデザイン全体をきれいに見せたい時に選ぶと便利です。

 

部屋の全体コーディネートで考えよう

東リ フラット カジュアル
カーテンを選ぶ時、部屋全体のコーディネートを想像しながら考えていますか?カーテンを掛けた時の、部屋の雰囲気をイメージしながら、カーテンを選ぶことがとても大切です。クラシカルなインテリアのコーディネートであれば、高級感のある2倍ひだの方が豪華で、ラグジュアリーな空間に仕上がります。

もし、ナチュラルでシンプルな雰囲気のイメージにしたいのであれば、2倍ひだより、1.5倍ひだの方がすっきりとしていて、部屋に馴染みやすいかもしれません。生地の素材感も楽しみたい時や、デザインを最大限に活かしたいのであれば、1.5倍ひだやフラットの方が、おすすめです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。カーテンの見え方は、インテリアコーディネートの中でも、こだわりたい点の一つですよね。ひだの種類や、それぞれのメリットなど専門的な部分になると、なかなか自分で調べるには難しいと思われるかもしれません。

そんな時には、オーダーカーテン専門店やインテリアショップなどの専門スタッフに、どんどん聞いてみてくださいね。今回お話した内容も、ぜひこれからのカーテン選びの参考にしていただければと思います。