和室の窓にカーテンって合うの？という質問を受けることがあります。カーテンは、洋室につけるイメージが大きいのかもしれませんが、カーテンをつけると部屋の印象を変えやすく、とてもおしゃれにアレンジすることができます。
障子よりも、カーテンはお手入れもしやすくて便利なんです。今回は、今までの和室のイメージを変えるような、おしゃれな和室のコーディネートを3つご紹介したいと思います。
シャープシェードでモダンにかっこよく
サークルの中に花柄が浮かぶ、特徴的な美しいデザインです。デザイン単体で見ると和のイメージではないのに、ベースの色やデザイン、部屋の雰囲気と合わせると、和柄のように見えるのが不思議ですね。和室の雰囲気に溶け込んで、ぴったり合っています。ベースの色も、和室の落ち着きを大切に考えたくすみカラーで、和室全体が品格のある雰囲気に仕上がっています。
カーテンのスタイルは、生地がフラットに降りるシェードスタイルを選んでいるので、デザインを楽しみながら、カーテンを降ろしていてもすっきりさせることができます。これは、シャープシェードという、バーが入っているタイプのシェードです。バーのラインが等間隔に入ることによってシャープ感も増し、重みで生地もしっかりと伸びて、より美しく見えます。
カーテンの梅柄で可憐な和室に
紅梅を日本画のように織り上げたカーテンです。ふんわりとした柔らかい雰囲気がでるピンク系は、和室を明るく優し気に演出してくれます。見ているだけで可愛らしく、幸せな気持ちになりそうです。
紅梅のデザインと聞くと、レトロな雰囲気を想像しますが、和モダンな照明とナチュラルな木のテーブルや椅子と合わせると、レトロな印象より、現代風でナチュラルなおしゃれ和室になりますよね。照明の黒のラインが、空間の良いアクセントになっています。ダークな色が差し色として少し入るだけで、全体のコーディネートが一気に締まる感じがします。
きれいめな和洋折衷リゾートスタイル
カーテンは、日本の石庭をイメージしたジャガードドレープです。デザインの立体感とやわらかな質感が合わさった、高級感のあるドレープです。形態安定加工で、プリーツをきれいに整えると収まりも良くなり、ボリューム感もあまり気になりません。カーテンの存在感を控えめにしたい時は、加工をした方がおすすめです。
アクセントクロスや花瓶が、畳の和の雰囲気をモダンなスタイルに、ラタン編みのチェアが、リゾートを思い出すようなリラックス空間に、そして、和と洋の両方の雰囲気を合わせ持つカーテンが加わることで、品のあるきれいめな和洋スタイルになります。それぞれの要素がすべて合わさると、和と洋が融合したミックススタイルです。
まとめ
いかがでしょうか。和室を和の雰囲気で統一しても素敵ですし、和と洋の雰囲気を合わせてモダン、ナチュラル、クラシカルなど、洋のテイスト多めにしても、新しい和室のスタイルがおしゃれに感じます。
和室だから、畳があるからと和の要素を感じるインテリアだけにしなくても、合わせ方や足し引き次第で、今まで考えなかったような新しいおしゃれスタイルに出会えます。和室のコーディネートに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
