レースカーテンの知っておくと便利な豆知識

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ミラーレースや採光拡散レースなど、機能面やデザイン性の両面が充実したレースカーテンが続々と増えてきている反面、その詳しい機能やレースカーテンの様々なスタイルなど、正しい知識や知っておくと便利な豆知識を、詳しく知る機会は少ないのではないでしょうか。

そのため、機能を間違って理解していたり、知っておくとメリットになる情報があまり知られていないように思います。今回は、そんなポイントに注目しながら、レースカーテンの知っておくと便利な豆知識についてお話しいたします。

 

機能レースは形態安定加工がおすすめ

レースカーテン ひだ 形態安定
形態安定加工とは、簡単に言えばカーテンのひだを、均一にきれいになるように整える熱加工のことです。厚地カーテンだと特に生地が分厚いので、オーダーカーテンの場合は、ひだがきれいにまとまるように、形態安定加工をあてることをおすすめしています。

厚地カーテンに形態安定加工をする人は多いのですが、レースカーテンまでされる人は少ないように思います。実は、レースカーテンにも形態安定加工をすることができる生地が多くあります。

そして、ミラーレースや採光拡散レース、ウェーブロンなどの機能レースを選ぶ時は、特に通常のレース生地より厚めになるので、形態安定加工をしておいた方が、昼間にカーテンを閉めている時も、ひだの広がりも抑えられ、すっきりときれいに見えます。

 

ミラーレースは外の明るさで見えにくさが変わる

ミラーレース 昼間 反射
ミラーレースは、カーテンに織り込まれた光沢の糸が、外から入ってくる日差しの明るさを反射して、部屋の中を見えにくくしている仕組みになっています。そのため、外が明るい昼間には十分な効果を発揮しますが、天候が悪く外が暗かったり明るさが少ないと、その分だけ見えやすくなってしまうのです。

さらに、冬場は暗くなるのが早いため、夕方にはかなり透けやすくなります。ミラーレースをしているといつでも安心というわけではないので、その点は注意しておかなければいけません。

ミラーレースは、遮熱機能や紫外線カットなどの他の機能もあり、なおかつ部屋の中から外の景色も楽しめるというのがポイントなので、外からのプライバシーの保護を一番に重要視するのであれば、遮像に特化したレースカーテンをおすすめします。

 

継ぎ目なしで作れるレースカーテンがある

リリカラ ボイル 横使い
基本的にオーダーカーテンでは、生地を縦使いすることと、反物の巾がもともと決まっているため、生地同士を繋げて縫製する必要があり、ほとんどのカーテンに継ぎ目が入ります。しかし、一部のレース生地では、継ぎ目なくカーテンを作ることができるものがあります。

横使いと呼ばれる、反物を縦ではなく横にして使う生地です。透け感がきれいなボイル生地や、刺繍生地などが多く、デザイン性が損なわれることなく、カーテンを仕上げることができます。窓の高さが高いと、生地の巾以内でその窓サイズのカーテンが作れないこともあるので、事前確認は必要です。

 

まとめ

いかがでしょうか。カーテンの生地や種類もたくさん増えてきている中、呼び方や詳しい機能をきちんと理解するのはなかなか大変です。ネットなどで情報も検索しやすい時代ですが、情報の正しさの判断がつきにくいことも多いです。

カーテンは一度購入すると長く使用するので、一度カーテン専門店などできちんとした情報を取り入れてから、考えてみていただけたらと思います。