窓を大きく見せることができるカーテン術

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窓を大きく見せると、実は色々なメリットがあるんです。部屋を広く見せることができたり、豪華な印象になったり。インテリアの取り入れ方を工夫して、空間の見せ方を変える方法を知っていると、コーディネートの幅も広がり、より楽しむことができます。今回は、窓を大きく見せるためのカーテン術についてお話ししたいと思います。

 

カーテンレールを高めに取り付ける

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実際の窓がそんなに大きくなくても、カーテンレールの取り付け位置を変えることによって、窓を大きく見せることができます。カーテンレールを、天井や天井付近など通常よりも高めに取り付け、カーテンを長く作ります。このように、窓が腰高窓でも、あえて天井から床までカーテンを掛けることによって、まるで掃き出し窓のように見せることができます。

そうすると開放感もプラスされて、リビングがより広く見えます。床までカーテンを作っても、高さがあるので部屋全体はとてもすっきり見えますね。

窓が2つ並んでいる場合は、カーテンレールを2窓分つなげてしまう方法もあります。カーテンを閉めた時に、大きな1つの窓のように見せる方法です。カーテンを両開き仕様で作れば、それぞれの窓の開閉に邪魔になることもありません。

 

白で大きくすっきり見せる

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色選びもとても重要です。色には、膨張色という、実際よりも物体を大きく見せる効果がある色があります。例えば、暖色のオレンジや赤、黄色、他にも白などが挙げられます。その中でも、白はその面積を広く大きく見せながら、圧迫感を感じにくい色なので、取り入れやすいのです

。暖色系は温かみがあって素敵なのですが、面積が大きくなればなるほど、部屋の中で主張が強くなってしまい、少し圧迫感を感じてしまう場合があります。白には、もともと柔らかな印象があり、清潔感や癒しの雰囲気を作り出してくれます。窓を大きく見せるという効果だけでなく、気品あふれる空間になるのでおすすめです。

 

ひだのボリュームはたっぷりと

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カーテンのひだボリュームをたっぷりにすることで、カーテンの存在感が部屋の中で増し、窓をより大きく見せることができます。オーダーカーテンでは、ひだのボリュームを選ぶことができます。既製品のカーテンよりも、生地をたっぷりと使用した2倍ひだカーテンはとても豪華で、リビングにもぴったりです。

ひだをきれいに整える形態安定加工をすれば、カーテンの収まりも良く、まとめておきたい時も膨張することがありません。実際に、部屋の中でカーテンを目の前にすると、ひだのボリュームが多いほど横の広がりを感じ、窓が大きく感じます。

 

工夫次第で、実際よりもサイズを大きく見せたり、ないものもあるように見せたりすることだってできます。特に、視覚は目の錯覚を利用する方法があります。もともとの部屋の広さを変えることはできないけれど、インテリアの少しの工夫で部屋を広く見せたり、豪華に見せることができたら嬉しいですよね。一つの方法だけにとらわれず、時には思い切って通常とは違う方法を試してみると、新しい発見があるかもしれません。