カーテンで狭い部屋を広く見せる工夫とコツ

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新たな住まいを考える時、空間を割く優先順位は人それぞれ異なります。家族団らんを優先するならリビングやファミリールームになるでしょう。リモートワークが増えた最近ではリビングの一部を仕事場にしたり、あるいはお子さんの勉強スペースとして利用したりと、広くない限られたスペースを有効に利用する代わりに何だか部屋が狭くなったなぁと感じられるかも知れません。

そんな時、ちょっとしたカーテンや家具の選び方で狭い部屋が広く見え、快適に感じられるコツをご紹介したいと思います。

 

1.腰窓のカーテンの長さを床まで持って来る

カーテン ロースタイル
AC5061

清潔感のある明るいナチュラルなイメージのインテリアです。ソファを低めにし肘置きのないタイプを選んでいます。カーテンもアイボリーの壁に近いオフホワイトベースなので圧迫感がなく、グリーン系のフルーツのデザインが爽やかで軽やかな印象を与えます。

もう一つのポイントは右手の腰窓のカーテンの長さを窓枠下までにせず、床までにしたことです。これによってタテのラインが強調され、天井が高く見えます。狭さ解消の大切なテクニックです。

 

2.横への広がりはボーダー柄のカーテンで

カーテン ロースタイル
E7036

素敵なラグをセンターに置いたリビング。ソファは低めで肘置きや脚は細めの木でできており、下に空間があるので重さを感じません。テーブルも細めの脚で下の空間が見えます。籐の床置きの低い椅子もお部屋の上部分の空間を広く見せるのに役立っています。

そして、ポイントは横ボーダーのカーテン。横方向への広がりを強調します。壁に近い明るいベージュ系を選ぶことで、個性的なラグを中心に縦横両方に空間が広がり開放的な印象を与えます。

 

3.プレーンシェードで空間を確保する

カーテン ロースタイル シェード
AC5475

次はベッドルームです。ベッドの横の空間が狭い部屋の場合カーテンを吊ると寝具に触ったり分厚い遮光カーテンを開けてまとめた時にそのボリュームが邪魔になったりすることがあります。そんな時にピッタリなのがこのプレーンシェードです。

閉めても窓枠の少し下までしか来ませんし、開けるとドレープ生地は上に上がってしまうのでベッド横の空間が広く使えます。マンションなどの狭い空間でもスッキリ納められるのがこのプレーンシェードです。

 

4.レースインにしてドレープの重さを軽減する

プレーンシェード ロースタイル
D3079-D3214

床面に黒っぽい色を持って来て、壁やシェードは明るく軽い色にすることで上に広がる空間に開放感を与えています。シェード はレースを部屋側に持って来るレースインにし重さを感じさせるドレープを前面に出さないようにしているのも軽やかさを出す工夫です。

ワンポイントのローソファのペールグリーンとシェードのイエローが好対照のオシャレなインテリアに仕上がっています。照明器具やテーブルを透明感のあるガラスにすることも狭い部屋を広く見せるコツのひとつです。

 

まとめ

限られた空間を少しでも広く快適な場所にする工夫をご紹介しました。色の選び方、家具の形や高さを考える事。カーテンの長さ、プレーンシェードで空間を確保することなど色々なテクニックがあります。どれが一番自分のライフスタイルに合うか、じっくり検討して是非お役立て下さい。