白い壁に一面だけ色柄の違うクロス（壁紙）を貼る・・・というような、一部の壁だけクロス（壁紙）を変えてアクセントをつけることで、がらりと部屋の雰囲気を変えて、遊び心のあるおしゃれな空間にしてくれる“アクセントクロス”。家を建てるときやリフォームするときに人気の壁紙テクニックのひとつです。
今日は、そんなアクセントクロスに合わせたカーテンの選び方をご紹介していきます。まず、カーテンは一体どんなものが合うかを考えていきましょう。アクセントクロスがある場合、選ぶカーテンは何でも合う！というわけにもいかず、アクセントで入れたクロスの色や柄を意識してカーテンを選ぶ必要があります。
カーテンの選び方
・アクセントクロスに柄が無い場合
柄が無い場合でもメインで使われているクロスの色とは異なる色を使うことで、壁面にアクセントをつけている場合がほとんどです。ですので、選ぶカーテンはアクセントに入れた壁紙との調和が必要になってきます。
・アクセントクロスに柄がある場合
カーテンを無地のシンプルなものにするとクロスの柄をより引き立たせることができるでしょう。もし、柄があるカーテンと合わせる場合は、それぞれの柄の大きさ、色、デザインの統一感等が重要になってきます。上級者でないと組み合わせることが難しいかもしれません。
それではコーディネート事例をご紹介していきましょう。
無地と無地
こちらはアクセントに入れた壁紙とカーテンの色を揃えた統一感のあるコーディネートです。シンプルながらも上品な重厚感が感じられる空間に仕上がっているのは、まさに色を絞って統一感を出したことがポイントでしょう。また、光沢のある椅子やガラステーブルの足も黒で統一し、全体的にツヤ感のある素材で全体をまとめ、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
柄と柄
カーテンと、アクセントクロス。こちらは異なる柄を組み合わせたコーディネートです。ベージュ系で合わせることで統一感を出し、色使いでうまく調和させている空間は見事です。大きな小紋柄のカーテンとたくさんの花が咲いたアクセントクロスが優しく部屋を包み込んで暖かな印象を与えます。ソファーや、テーブルはシンプルに落ち着きのあるデザインを選んでいるので、よりカーテンやクロスが映えます。またブルーのソファーとその上に置かれたおそろいのクッションカバーも全体の差し色になり、柄と柄を合わせたコーディネートでもうるさすぎない、まとまりのある空間に仕上げられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アクセントクロスを選んだけど、実際に選ぶカーテンがどんなものが合うかわからないという方に、ぜひ選び方のポイントとして参考にしていただければと思います。
