和室の窓装飾はどっち?カーテンとプリーツスクリーンの特徴・選び方を比較

最近は減る方向になりましたが、若年層や子育て世代の方々の間でも使い勝手の自由さから「畳の部屋」を希望される方はいらっしゃいます。よく受けるご相談は「窓に何を付けるのが良いか?」です。

和室の窓まわりは、「落ち着く空間にしたいのに、眩しさ・外からの視線・寒さ暑さも気になる」「障子があるけど、カーテンを付けていいの?」と迷いやすいポイントです。

この記事では、和室の雰囲気を壊さず、暮らし方(子育て・来客・寝室・ワークスペース)に合う選び方を、カーテンとプリーツスクリーンそれぞれの特徴から整理します。

 

まず整理:和室の窓で“失敗”が起きやすい理由

和室 カーテン プリーツスクリーン

和室は「光」と「視線」と「温度」を同時に調整しにくい

和室は畳・障子・襖などで柔らかな光を作れる一方、窓そのものの課題(西日・朝日・道路からの視線・冬の冷気)も出やすい空間です。さらに、寝転ぶ・座るなど目線が低くなるので、同じ窓でも眩しさを強く感じることがあります。

先に決めると迷いが減る「3つの前提」

  • 何を優先したいか(目隠し/採光/断熱/見た目のスッキリ)
  • 部屋の使い方(寝室・客間・子どもの遊び・在宅ワークなど)
  • 窓の条件(掃き出し窓か腰窓か、障子の有無、窓枠の奥行き など)

 

和室にカーテンが向くケース

1年を通じた快適さ(寒さ・暑さ)を重視したい

生地の厚みや裏地で、冷気・熱気の体感を調整しやすいのがカーテンの強みです。特に冬の冷え込みが気になる和室では、丈を床に近づけるほど隙間風が入りにくくなり、落ち着いた印象にもつながります。

従来型の和室を崩さず、やさしい雰囲気にしたい

和室 カーテン 縁側

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木部や畳の色味が中心の和室には、主張しすぎない色(生成り・ベージュ・くすみグリーンなど)や、素材感のある無地が馴染みます。柄を入れるなら、植物モチーフや織り感で「和の静けさ」を残すと失敗しにくいです。

開け閉めが多い/出入りの多い窓(掃き出し窓)に合わせたい

掃き出し窓は出入りや換気で動かす回数が増えるため、日常の扱いやすさが大切。カーテンは開閉が直感的で、家族全員が迷いにくい点がメリットです。

和室 シェード

TT9097

開け閉めをあまりしない窓でボリュームを出さずスッキリ収めたい場合は、このようなダブルシェードもおすすめです。ドレープを途中まであげることで畳に座った時の目に入る日差しの眩しさをさえぎり、採光は下のレースからできるので落ち着いてくつろげますね。

 

和室にプリーツスクリーンが向くケース

和室 モダン

見た目を「すっきり」させたい(窓枠内に収めたい)

プリーツスクリーンは窓まわりをコンパクトにまとめやすく、和室をモダン寄りに整えたいときに相性が良いです。窓枠内に収めると、部屋全体が軽く見え、家具配置もしやすくなります。

光の入り方をこまかく整えたい(眩しさと採光を両立したい)

プリーツスクリーンは、透け感の違う生地を上下に組み合わせるタイプもあり、「上から光は取り入れたい/下は目隠ししたい」といった調整がしやすい考え方です。こうした上下で生地を切り替える構造は、採光とプライバシーの両立に有効とされています。

おしゃれな和室にしたい

和紙調の生地からロールスクリーンのようなフラットな生地、遮光のものもあり、和・洋共に合わせたりカラフルな色を選ぶことも可能です。多目的室としてお子様の遊び部屋にされたり、小上がり風にしてくつろいだり、仕事をされる方も多く、モダンでおしゃれなお部屋にできます

 

比較表:カーテン vs プリーツスクリーン(和室目線)

比較ポイント カーテン プリーツスクリーン
見た目 柔らかく温かい印象になりやすい すっきり・直線的でモダンに寄せやすい
眩しさ対策 生地選びで一気に暗くもしやすい “光を残しながら整える”考え方がしやすい
目隠し レース+厚地で調整しやすい 上下で透け感を変える設計が有効
断熱 生地量が多い分、体感温度に効きやすい 目的に合う生地選定が重要(空気層は作りにくいことも)
窓の条件 レールの位置で納まりが左右される 窓枠の奥行きや干渉物の確認が重要

 

畳の日焼け・暑さ対策は「レース(透ける側)」の選び方で変わる

和室 レースカーテン

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日差しが強い和室は、まず紫外線と熱を意識する

縁側がある場合は、直接畳に日光が当たりにくいのですが、そうでない場合は畳を守るためにもUVカット効果がある素材をおすすめします。

直射が長時間入る窓は「眩しさ」だけでなく「日焼け・温度上昇」もセットで考えるのが現実的です。ミラーレースなら、日光を遮るので畳や障子の日焼けも防げますし、遮熱効果もあるので省エネにもなります。

透け感のちょうどよさが、和室の上品さをつくる

和室のレースは、透けすぎると落ち着きがなく、隠しすぎると暗く見えがちです。外の気配(庭・空・緑)がうっすら分かるくらいにすると、和室らしい静けさが出ます。

 

まとめ

和室の窓まわりは、正解が1つではありません。やわらかさ・断熱・扱いやすさを優先するならカーテン、すっきり感・調光・現代の畳ルームに寄せたいならプリーツスクリーンが選びやすいです。

畳の心地よさには、い草の香りによるリラックス・睡眠効率の向上が示された報告もあり、和室は「整え方」で快適さが伸びる空間です。あなたの和室が“くつろぐ部屋”なのか、“使い倒す多目的用途”なのかを起点に、眩しさ・視線・温度のどれを最優先にするか決めて選ぶのが、後悔しない近道です。

 

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