新しい住まいの建築や購入が決まったあと、インテリアはどうしよう・・・、何から決めて行ったら良いのか?どんなことを考えたら良いのか?ずいぶん迷われる方もいらっしゃることと思います。そんな時にお役に立てるポイントをまとめます。
1.自分のライフスタイルを考える
家族構成、自分や子供の年齢、今後何年ここに住むのか?将来必要がなくなる部屋があるのか?リフォームが必要になるのか?など、今現在だけではなく数年、数十年先も想像して考えてみてください。必要な耐久性や機能性、実用性、見合った価格、予算などできるだけ具体的に考えることが大切です。
2.デザインやスタイルを考える
「モダン」「北欧(スカンジナビア)」「ナチュラル」などが人気のインテリアスタイルになりますが、長く使うものなので飽きが来ず、部屋ごとの目的に応じたイメージ、カラー商品を選んで行きましょう。空間の広さや天井の高さ、窓の大きさ、方角も大切な要素になります。
3.具体的な商品選び
リビングは広さを活かした縦型ブラインド or ロールスクリーン+レースの組合せ
たとえばリビングを広さを生かしたシンプルモダンなイメージにしたいなら壁紙の色調に合わせたシンプルな縦型ブラインドはいかがでしょう?ただし、小さなお子様がおられるなら破損や故障が起こる可能性も考えて、カーテンや日中は上げておけるロールスクリーンとレースカーテンの組合せも良いと思います。
キッチンには水に強いアルミブラインドやカフェカーテンを
リビングにつながるキッチンの横長窓などは水に強いタイプのアルミブラインドがおすすめです。日差しや視線を遮る必要がない、すりガラスの窓であれば、かわいいレースのカフェカーテンのみでも良いですね。洗濯もしやすく、コストもあまりかからないので気分で変えてみるのも楽しいと思います。
安眠空間に整えるなら遮光カーテン+間接照明
寝室は安眠のためにも天井には照明をつけず、間接照明とフットライトがおすすめです。カーテンは落ち着いた色の遮光カーテンにして、光を遮り、温度キープや遮音効果も狙いましょう。良い睡眠は健康な生活の基本になります。リビング同様に最も力を入れていただきたい場所です。
スッキリ見せたい寝室には「ガイドレール付きロールスクリーン」
こちらも寝室ですが、カーテンのボリュームを避けて、スッキリシンプルに、でも遮光はしっかりとというかた向けにロールスクリーンのガイドレール付きタイプです。 スクリーンの両端を窓枠に取り付けたレールの中に入れることで左右と下側からの光をシャットアウトします。どうしても光が気になって眠れないという方にはおすすめです。
クローゼットの目隠しにもロールスクリーンが活躍
窓だけではありません。玄関脇のシューズクローゼットや各部屋のドアのないクローゼット、ストックルームの入り口もこうして覆うと来客時にも安心ですし、散らかった中身を見ないで済むことは心にも影響があります。
冷暖房率アップ!階段の降り口にもひと工夫
最後に意外と気づかないのが階段の降り口です。何もない方がもちろん上がり降りはしやすいのですがここがリビングに直結している場合、2階からの冷気が下りて来たり、せっかく温めた空気が2階に逃げてしまったりと冷暖房効率に影響が出てしまいます。専用の横スライド式のドアもありますが、ロールスクリーンやカーテンストッパーを付けたレールにカーテンを吊るなどがローコストで便利なやり方です。
参考記事 ▶ カーテンストッパー施工事例:大阪府堺市 T様
まとめ
どんなに格好良いものを選んでも自分の今後のライフスタイルに合わなければ意味がありません。機能やデザインを使いこなし、各部屋の目的に応じた商品やデザイン、色を選ぶことで新しい生活がより快適に楽しくできると思います。