今回の施工事例では、アイディアの詰まった施工例をご紹介します。
これはこうしないといけないなんて実はありません!カーテンとシェードの組み合わせはよくありますが、今回はちょっと違いますので、ぜひ見てみてください!
最近のマンションでは、リビングに大きな窓があることが多く見受けられます。その窓の一部分だけが窓枠にガラスを直接はめ込まれており、開け閉めすることができないよう固定された「FIX窓」になっていることがよくあります。
その性質柄、カーテンをご注文されるときに、両開きにするのか、片開きを3セットにするかなど、どこで分けると利便性が良いかとご相談を受けることがよくあります。そんなお悩みの方にも参考になったらいいなと思います。
・FIX窓部分だけ違うコーディネート
こちらの窓は、FIX窓が中央にあり、左右に片開き窓があるタイプの窓です。
お客様のコーディネートは、FIX窓部分はシェードにして、両サイドはカーテンというアイディア!さらに、カーテンは全く違うものを選ぶというハイセンス!
では、ひとつひとつ細かく特徴をみていきましょう!
・ドレープ全閉時の見え方
カーテンはブルー、シェードは水色という組み合わせ。ブルー系の濃淡の違いをしっかり出すことで、個性的ながらも違和感のない組み合わせとなりました。カーテンにも「サイドボーダー」というスタイルがありますが、こちらはカーテンとシェードで楽しむ新しいスタイルです。
・レースのみにした見え方
レースの生地は、両側にはシンプルなミラーレース、中央には存在感のある鳥の描かれた可愛いレースを採用されました。窓の面積が広い場合、総柄のカーテンはしつこくなるかと避けられがちですが、両側にシンプルカーテンがあることで、柄がしっかりわかるけれども、しつこくなくて高見えしますね!
UVカットしてほしい時間帯は両側のレースカーテンも閉めて対策。その時間が過ぎたら、思い切ってレースカーテンも開ければ、鳥柄のレースだけとなり、開放感と透け過ぎない安心感のある時間を楽しめます。
・goodアイディア
カーテンはヒダがあり、シェードは幕体のためフラット、それぞれの特徴を生かすとこん使い方ができます!
両側のカーテンのヒダが重厚感を出し、中央の素敵な鳥柄のカーテンがより引き立って見えますね。まるで絵画のように主役を担ってくれています!
さらに、シェードは上へたたみ上げられるので、カーテンよりもすっきりと柄全体が見えるところもカーテンとシェードの特徴をうまく利用しています。ちょっと電気を付けたいけれども、外からの視線が気になる…なんていう時にも便利ですね。
・まとめ
とても素敵なアイディアはいかがでしたでしょうか?カーテンとシェードの組み合わせは、同じお部屋内でも違う窓で採用されることが多いのですが、今回は同じ窓内での組み合わせという、いつもと違ったコーディネートの仕方の事例をご紹介しました。
ちぐはぐになるかと思いきや、全くそんなことはなく、まとまっていてとても素敵ですね!ちょっと今のコーディネートに飽きてきたけどいい方法はないかな?と思われている方の参考になれば嬉しいなと思います。