デザインを引き立てるカーテンのひだの選び方

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オーダーカーテンでは、カーテンのひだのボリュームを選ぶことができるのはご存じですか?どれくらいのボリュームにするかで、見え方が大きく変わってくるんです。リビングのカーテンは豪華にボリューム多くしたい、寝室は寝るだけなのですっきり見えるようになど、部屋の用途によってボリュームを考える人もいます。確かにそれも一つの方法ですが、もしデザインを重視してカーテンを選んだのであれば、デザインの見え方でひだのボリュームを考えてみてはいかがでしょうか。今回は、選んだカーテンのデザインを活かすための、ひだの選び方についてお話したいと思います。

ひだボリューム少なめでもおすすめデザイン

リリカラ カーテン モダン 大胆
生地の色全体が濃く、デザインの方が浮き出るような淡い色味の大柄カーテンや、デザインが不規則に並ぶものなどは、ひだのボリュームを少なめタイプにするのもおすすめです。コントラストがはっきりしているため、デザインが特に目を惹きます。この場合、ひだのボリュームを少なくしても、しっかりと存在感を発揮します。特に濃い色は、前に進出してくるような印象を受けるので、圧迫感出さない点でも、少なめのひだで抑えておいた方が良いでしょう。さらに、デザインが不規則に並ぶものは、ひだの山と谷部分で色々な面がくるため、統一感が出づらく、デザインの全体像がわかりにくく感じるかもしれません。少しボリュームを抑えた時の方が、デザインを活かしながらすっきりみせることができそうです。

ひだのボリュームを豪華にしてもおすすめなデザイン

サンゲツ カーテン 花柄 高級感
大柄のデザインでも、このようにシックな色味で、カーテン全体に総柄になっているものは、ひだのボリュームを多くしても、高級感と落ち着きがあっていいですね。カーテンを閉める時にはしっかりとデザインが見えるので、デザインが見えにくいという心配もありません。小柄の総柄デザインに関しても、より立体感がある方がデザインの存在を感じられるので、ひだのボリュームを多くしてもいいでしょう。ただ、ひだのボリュームを多くする時は、ひだがきれいに整って見えるようにしておくのがポイントです。形態安定加工という、ひだを均一に整える加工があります。それを行うことにより、カーテンがきれいに見えて納まりがよく、デザインを最大限に活かすことができます。

ひだなしフラットスタイルがより活きるデザイン

川島織物セルコン カーテン 北欧調 横デザイン
ひだなしスタイルというと、あまりカーテンっぽくないような気がするという人もいますが、フラットなスタイルだからこそ活きてくるデザインもあるんです。このデザインは、波のような横に広がる幾何学柄が大胆に描かれていますが、ひだを作らないフラットなスタイルにして、しっかりとデザインを見せることによって、躍動感が生まれます。横に広がるデザインは、あまりひだを多くせずに広がりを見せる方が、部屋が広く見えて、デザインも活かすことができます。

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したデザインも、必ずしも、おすすめしたひだのボリュームが一番良いというわけではありせん。見え方の好みや、部屋の用途、予算など色々な点を含めると、人それぞれどの面を重視するのか異なると思います。もし、自分が一目惚れするような素敵なデザインと出会ったら、ぜひこのような考え方も参考にしていただけたらと思います。