カーテンに深みのある色を取り入れる効果

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カーテンに深みのある色を取り入れると、どのような効果があるのでしょうか。

今はカラー展開が豊富な生地が多く、色の明るさや濃さをどれくらいにするのか迷うところです。今回は、カーテンに深みのあるカラーを取り入れた時の3つのメリットに焦点をあてて、コーディネート例をご紹介します。

 

・明るさを抑えて高級感アップ

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明るさを抑えるとカーテン生地の見え方も変わってきます。グリーンでも、明るめであればナチュラルな優しい印象になり、明るさを抑えた深いグリーンであれば、上品さが加わり高級感もアップします。このように、クラシックなデザインに深みのある色の組み合わせは、まるでビンテージの生地のようにも見えます。

リビングを上品な空間にしたい時は、深みのある色がとてもおすすめです。大胆なデザインの生地でも色を抑えることでシックになり、挑戦しやすくなります。特にクラシックデザインのカーテン生地は、深みのある色の方が、どのような家具やインテリアとも相性が良く、コーディネートしやすくなるのではないでしょうか。

 

・落ち着きのある空間に

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例えば、好きな色がレッドやイエローでも、色の明るさを抑えた深みのあるカーテン生地を選ぶと、どのような部屋でも取り入れやすくなります。明るい色は部屋の中でも目立ちやすくなってしまうので、部屋全体の雰囲気で見ると浮いてしまったりすることがあります。

レッド系は、目が冴える傾向もあるので、寝室に選ぶ色としてはあまり向いていないと言われている色ですが、このコーディネートのように深みのあるレッド系にすると、寝室にも馴染みやすく、落ち着いた雰囲気になります。鮮やかさを抑えるだけでレッドやイエロー系の色でも選びやすくなるので、色選びを妥協するのではなく、好きな色で明るさや濃さを変えたりするといいかもしれません。

 

・光の吸収効果

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濃い色は光を吸収しやすい特徴があります。日差しをできるだけ遮りたいという時は、黒糸をしっかり織り込んだ遮光のカーテン生地をおすすめしますが、朝日や夕日の眩しさを少し抑える程度であれば、色を深めにする方法もあります。色が濃ければ濃いほど吸収率は高まりますが、カーテンを全閉しても、遮光の生地のように部屋が真っ暗になるわけではありません。

朝起きる時、朝日の眩しさをできるだけ少なくしながら、外が明るくなったことがわかるくらいにしたい人は、遮光のカーテン生地にせず、深みのある色を選ぶのもおすすめです。そうすると、遮光カーテン生地より生地も分厚く重たい印象がなく、生地の軽やかさが出ます。

 

まとめ

カーテンに深みのある色の生地を選ぶと、このようなたくさんのメリットがあります。部屋の雰囲気としては、ナチュラルや可愛いというよりは、どちらかというと大人っぽい、高級感がある上品な雰囲気に仕上がります。インテリアはファッションとは異なり、季節をあまり気にせず好きな色を取り入れることができます。自分の好きな色を、希望の部屋のイメージに合った濃さで選んでみてはいかがでしょうか。